投稿日:2025.07.23

終売からずいぶんたつ響12年は、数万円から10万円を超える価格で取引されています。

本稿では響12年の元の定価がわからないという方や、販売価格の幅が広い理由を知りたい方向けに解説しています。

あわせて、2025年現在、通常の響12年や希少なバリエーションが、どれくらいの買取相場かも掲載してます。

響12年の後継的存在であるジャパニーズ・ハーモニー(JH)の定価や販売価格、買取価格も併記しているので比較してみましょう。

響12年の定価は6,000円(税別)

最も安価な響だった、響12年の定価(希望小売価格)は税別で6,000円でした。

響12年は2015年に終売になり、その後は響ジャパニーズ・ハーモニ(JH)が最も安価なボトルになっています。

響12年には700ml入り以外に500mlや50ml入りもありますが、本稿では表記がない限り、すべて700mlのものです。

ボトル名定価(税別)発売年終売年
響12年6,000円(終売)2009年2015年
響JH7,500円2015年-

サントリー響12年

響12年は2009年に登場しています。

6,000円という定価は響シリーズで最も安価でしたが、ローヤルなどほかのサントリーのブレンデッドウイスキーよりも高額で、終売になるまで6,000円のままでした。

2015年の終売までにラベルデザインが変更されたほか、限定版・特別版がいくつか登場しています。

サントリー響ジャパニーズ・ハーモニー(JH)

2015年の響12年の終売にともない、跡を継ぐように登場したのが響JHです。

響シリーズで最初かつ唯一の、熟成年数表記がないノンヴィンテージ(NV)でしたが、後に響ブレンダーズ・チョイス(BC)が加わったほか、限定版・特別版としてメロウ・ハーモニーなどが登場しています。

JHの定価は当初4,000円で12年の終売時より安かったものの、2024年に現在の7,500円に引き上げられています。

サントリー響シリーズとは

響はサントリーが創業90周年を迎える1989年に、最高峰のブレンデッドウイスキーとして販売されました。

先に登場した高級シングルモルトウイスキー山崎が好評だったことや、バブル景気で高額なウイスキーが求められていたことも、開発の背景にあったことでしょう。

日本を感じさせる響シリーズ

響は名称やミズナラ樽で熟成した原酒の使用からもわかる通り、日本を強く意識したウイスキーです。

デザインにもそのことが反映されており、ラベルに用いられているのは、日本最古の和紙のひとつ越前和紙であり、ボトルは古くからの暦・24節季に由来する24面体です。

日本を代表するウイスキーを造るという意気込みが感じられるものとなっています。

響シリーズは現在4種類

1989年に響17年が登場(当初はNV)して以来、特別版・限定版を除くと21年や30年、12年が登場しましたが、現在は17年と12年が終売しています。

2025年現在、響シリーズのラインナップはJH、BC、21年、30年の4種類ですが、人気が高く、いずれも定価での入手は難しいものです。

そして、それ以上に入手が難しいのが終売品の12年と17年で、どちらも終売時の定価を大きく上回る価格で販売されています。

響12年とJHの違い

最も安価な響だった12年と後継に当たるJHの最大の違いは、熟成年数表記のある・なしです。

響12年は12年以上の熟成を経た、モルト原酒やグレーン原酒がブレンドされていましたが、JHには主に10年熟成の原酒が用いられているとされ、熟成年数表記が廃されています。

響12年の終売とJHの登場は、12年以上熟成した原酒の不足が原因とされています。

サントリーからのコメントはありませんが、ジャパニーズウイスキーが人気になり、店頭で見かけなくなったのもちょうどそのころです。

また、響12年には梅酒樽で熟成したモルトや、30年以上熟成させたモルトが隠し味のように加えられていましたが、JHには加えられていないようです。

しかし、JHの洗練された味わいや香り、まろやかさは響シリーズにふさわしいと評価されています。

2025年に登場した定価400万円の響

これまでにも、さまざまな響シリーズの限定版・特別版が発売されてきましたが、2025年には究極ともいえるボトルが登場しています。

響40年は定価400万円(税別)・限定100本の特別すぎるウイスキーです。

用いられたのは1970年代や80年代に蒸留され、40年以上の熟成を経た貴重な原酒たち。

蒔絵が施されたキャップやクリスタルガラス製のボトルという、工芸品のような容器に収められています。

唯一無二ともいえる響40年を、どのような方が手にし、どんな時間を過ごすのか。想像するだけで心が躍ります。」

響12年の実売相場

響40年ほどではありませんが、2015年に終売になった響12年も製造されていないという点では同じです。

響シリーズは総じて入手困難とはいえ、終売のものの入手の難しさは段違いであり、このことは販売価格の差にも表れています。

次の表は2025年現在、響12年とJHの価格ドットコムにおける販売価格の最安値を表にしたものです。

ボトル名定価(税別)販売価格(価格ドットコム)
響12年6,000円(終売)5万1,000円~(楽天市場)
響JH7,500円1万2,000円~

響12年を安価で入手する方法

現在販売されている響12年は、ほとんどが2次流通品です。

2次流通品とはいったん誰かの手に渡り、再び市場に出てきた商品のことで、価格ドットコムの検索で出てくるのは、2次流通品を販売しているショップです。

楽天のルールの元で出品しているため、状態や発送までにかかる時間に不安は少ないものの、販売価格が高めなのがデメリットです。

ヤフオクやメルカリを利用する

少しでも安く響12年を楽しみたい方には、ヤフオクやメルカリでの2次流通品の購入がおすすめです。

販売相場よりも1万円から2万円程度、安く購入できるでしょう。

ヤフオクやメルカリの利用上の注意点

ヤフオクやメルカリには質のよくない出品者がおり、しばしばトラブルになっています。

掲載されていた写真と送られてきた響12年が違う、代金を支払ったのに響12年が送られてこないということも起こりえるので、問題がないか出品者の評判やプロフィールをチェックしてください。

また、個人が出品している響12年を避け、業者が出品しているものを狙えば、トラブルに巻き込まれることは少なくなるでしょう。

あわせて、響12年は700ml入りだけではありません。

500mlや50mlもあるので、注文や入札時にはボトルサイズを間違えないようにしてください。

響12年の買取相場

響12年を購入したい方がいる一方で、家にある響12年を手放したい方もいるはずです。

ここからは、響12年とJHの2025年現在の買取相場を見ていきます。

ボトル名買取相場
響12年数万円程度~
響JH数1,000円程度~

定価と販売相場、買取相場の違い

響12年の定価と販売価格、買取相場を紹介してきましたが、あらためて、それぞれの意味を整理しておきましょう。

  • 定価:メーカー希望小売価格
  • 販売価格:ショップで販売されている価格
  • 買取相場:ショップが買取で参考にするもの

定価(希望小売価格)とは

本稿では便宜上「定価」という言葉を使っていますが、本来、定価がある商品はごく一部であり、響12年などお酒に定価はありません。

メーカーが小売店の自由を制限する定価は、独占禁止法により禁じられているからです。

かわりにメーカーが定められるのは希望小売価格であり、販売価格の目安になりますが、小売店はこれに縛られることはありません。

販売価格とは

販売価格は実際に売られている金額で、ショップが自由に決められます。

サントリー響など入手困難なものでは、相当高い金額に設定されているケースがしばしばみられますが、

売れなくて当然、運がよければ売れるだろうという感覚かもしれません。

高すぎる値段でサントリー響を購入しないよう、価格ドットコムなどで販売相場の把握が必要です。

買取相場

買取相場は弊社サケウルのようなショップが、お客様より買取る金額の参考にするものです。

買取金額は買取相場や状態、数量、自社の在庫量などを総合的に判断して決まります。

ここで紹介したものも含め買取相場は変動することや、買取金額と同じでないことに注意してください。

お酒買取専門店を利用するメリット

これからも飲む予定がない響12年をお持ちなら、買取を依頼するのも一つの方法ですが、その際には弊社サケウルなどお酒買取専門店の利用をおすすめします。

理由はお酒が得意ではないリサイクル店や、ヤフオク・メルカリの利用よりメリットが大きいからです。

豊富な専門知識

お酒買取店には豊富な専門知識があり、響12年の価値を見誤ることはありません。

響12年の査定では相場に沿った査定が必要ですが、専門知識が不足すると、自信のなさから相場よりも低い査定になりがちです。

また、響12年には次の項目で紹介する通り、希少なものなどバリエーションが豊富です。

専門知識がなければ、真価を見抜くのは難しいものです。

独自のノウハウ

お酒買取専門店なら、時には相場を上回っての買取が可能です。

それを可能にするのは響12年を探しているバイヤーや、国内よりも高い相場で取引している国や地域とのパイプといった独自のノウハウです。

豊富な専門知識と独自のノウハウは、通常のリサイクル店にはないお酒買取店の強みといえるでしょう。

手間がかからない

ヤフオクやメルカリへの出品には、アカウントを取得する、撮影する、文章を考える、お客さんとやり取りするなどの手間がかかります。

しかし、お酒買取専門店の利用は手間がかかりません。

その場で査定してもらい金額に納得したら、それで取引は完了です。

トラブルに合わない

ヤフオクやメルカリにお酒を出品する際に、最も注意したいのは梱包と発送です。

ボトルが割れないよう梱包するには手間がかかりますし、確かな運送会社を選ばなければ、丁寧に梱包しても割れてしまいます。

商品の破損以外にも現金が支払われない、商品の到着後のクレームなど、ヤフオクやメルカリの利用にトラブルは付きものですが、お酒専門店の利用なら心配はありません。

希少な響12年の定価と買取相場

響12年の販売価格が幅広いのは、バリエーションの多さが理由の一つです。

希少なボトルほど、通常のものより販売価格や買取相場が高値です。

しかし、専門知識に乏しいリサイクルショップなどでは、通常のもののように査定・買取されてしまうかもしれません。

お手元に響12年がある方は、ボトルが希少な物ではないかを確認してみましょう。

箱やしおりがそろった完品であることや、箱やラベルなどに汚れがないことが、高価買取の条件です。

定価(税抜)発売年買取相場
旧ラベル6,000円~2013年数万円程度~
意匠カートン(500ml)3,500円2013年数万円程度~
意匠ボトル3万円2015年10万円程度~
サンゴリアス優勝記念-2013年数万円程度~

響12年旧ラベル

この項目の最初の写真左側が、2009年から2013年まで使われていたラベルです。

2013年から終売までは右側のラベルが使われるようになり、響シリーズのほかのボトルと並べても、デザイン上の違和感がなくなりました。

また、旧ボトルのパッケージは外箱付の豪華な物でしたが、リニューアル後は外箱のないシンプルなもの(2枚目の写真を参照)に変更されています。

響12年の旧ラベルと新ラベルでは、2025年現在買取相場の差はありませんが、今後の買取相場に要注目です。

響12年意匠カートン(500ml)

金蒔絵を施したような、美しい箱入りの響12年です。

免税店で販売されていたため、通常のものよりも数が少なく、買取相場も高くなっていますが、ボトルだけなら通常のものと同じで、買取価格も変わりません。

「白鷺」と「武蔵野富士」の2種類があり、買取相場に差はありませんが、箱の状態が買取価格を大きく左右します。

響12年意匠ボトル

サンドブラストや転写などの技術を駆使した、美しい装飾ボトル入りの響12年です。

響12年だけでなく、JHや17年、21年、30年のバリエーションが存在し、免税店で販売されました。

いずれも、日本を強く意識した図柄で好評でしたが、響12念は「花鳥風月」と称される装飾のボトルに収められています。

サンゴリアス優勝記念ボトル

サントリーのラグビーチーム・サンゴリアスが、2012年から2013年にかけてのシーズンで優勝したことを記念したボトルです。

中身の響12年は市販されているものと変わらないはずですが、関係者のみに配布されたもので数が少ないのが特徴です。

まとめ

響12年は終売以降、定価を大きく上回る価格で取引されています。

なるべく安く購入するにはヤフオクやメルカリの利用や、代替品として響JHの購入をおすすめします。

また、響12年はバリエーションが多く、販売価格も幅広いものです。

レアなボトルは買取価格も高いので、持て余しているようなら弊社サケウルなど、お酒買取専門店をご利用願います。

弊社サケウルでは響12年の通常のボトルやバリエーションを高価買取しています。

響シリーズならすべて大歓迎なので、お気軽に無料査定をお試しください。

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