
投稿日:2025.07.14
白州18年は高額で販売されていたり、入手方法が限られていたりで定価がわかりにくいボトルです。
これでは、販売価格が正当かの判断も難しいでしょう。
本稿では2025年時点での白州18年の定価や販売価格、これまでの推移を紹介し、高額で販売されている理由を解説しています。
また、白州18年を持てあましている方向けに、現行のボトルや特別版・限定版の買取相場も紹介しています。
サントリー白州18年の定価は5万5,000円(税別)

2006年に発売された白州18年は数度値上げされ、2025年現在の定価(希望小売価格)は5万5,000円(税別)です。
| ~2022年 | 2022~2024年 | 2024年~ |
| 2万5,000円 | 3万2,000円 | 5万5,000円 |
2022年から2024年にかけての値上げ幅は、倍以上と大きなもので、サントリーからの発表に驚かされた方も多いことでしょう。
しかし、それ以上に悩ましいのは、2025年現在、5万5,000円という定価では、ほぼ入手できないことです。
サントリー白州18年の販売価格の推移
2014年ごろは定価に近い価格で販売されていましたが、販売価格は上がり続け2024年4月には10万円を上回るようになりました。
その後、販売価格は下がったものの、依然として定価を上回っています。
2025年現在、市場の白州18年は数が少ないため、すぐに入手すること自体困難であり、Webショップの利用では8万円程度を支払うしかないでしょう。
| 2014年ごろ | 2024年ごろ | 2025年ごろ |
| 2万1,000円程度 | 10万円程度 | 8万円程度 |
白州18年を定価で入手するなら抽選販売

白州18年を定価で入手したいなら、百貨店や大手スーパーでおこなわれている抽選販売を狙うしかなさそうです。
しかし、当選するかは運次第な上に応募条件はやさしくはありません。
2025年7月に近鉄百貨店四日市店でおこなわれた、抽選販売を例に見ていきましょう。
アプリ会員になる
近鉄百貨店四日市店での抽選販売に応募できるのはアプリ会員のみだったので、ダウンロード・登録が必要でした。
それ以外の抽選販売でも、カード会員など応募可能な方を絞っているので、お近くの百貨店や大手スーパーの会員になり、機会を待ちましょう。
アプリから応募する
近鉄百貨店四日市店では白州18年だけでの応募ができましたが、抱き合わせ販売も多いのが悩ましいところです。
ある大手スーパーでの抽選販売では、白州18年はザ・マッカラン18年とモートラック1989・33年との抱き合わせで、38万3,000円(税別)となっていました。
モートラックだけでも26万円以上の価格で販売されているなど、すべてのボトルがほぼ定価であり、念願の白州18年が入手できるとはいえ、抱き合わせ次第でかなり痛い出費になるかもしれません。
店舗での受け取り
会員になったり抽選販売に応募したりするのは、お近くの店舗がおすすめなのは、商品の引き渡しが店舗限定でおこなわれるからです。
近鉄百貨店四日市店も例外ではなく、配送はしてくれませんし、約1週間の販売期間を過ぎると当選は無効になります。
実際の店舗でしか引き渡してくれないのは、厳しい条件といえるでしょう。
抽選販売以外の白州18年の入手方法

抽選販売が難しいなら、白州18年の購入に定価以上の金額を支払うしかありません。
ここからは、Webショップ以外で白州18年を入手する方法と、2025年の販売相場を見ていきましょう。
2次流通品を狙う
2次流通品とは誰かが手に入れた後に、再び販売されている商品のことです。
ヤフオクやメルカリ以外に、楽天などWebショップでも2次流通品が販売されています。
2次流通品ならタイミングが合えば6万円以下という、定価に近い金額での購入も可能です。
しかし箱がない、ラベルにダメージがある、旧ボトルなど、現行の新品とは異なる状態のものも多いので注意が必要です。
また、悪質な出品者から購入すると、なかなか送られてこないなどトラブルの可能性もあるので、写真で商品の状態や出品者情報の確認は必須でしょう。
ウイスキーくじを狙う
楽天などにあるウイスキーくじを利用すれば、定価を大きく下回る金額で白州18年を購入できますが、手にできるのはかなりの強運の持ち主です。
あるウイスキーくじの価格は7,865円で白州18年の当選確率は100分の1、12年は20分の1、NVは10分の1となっています。
これらに当選しなくてもイチローズモルト&グレーン・ホワイトレベルなど、5,000円程度のボトルは入手できるので、運試しがお好きな方にはおすすめかもしれませんが。
ふるさと納税を利用する
山梨県のふるさと納税を利用すれば、白州18年を入手できますが、寄付金額が80万円と高額なところが難点です。
ふるさと納税で80万円の控除を受けられる方は、かなり限られているといえるでしょう。
白州18年を定価で買えない理由

サントリー白州18年を定価で買えないのは、需要が供給を上回っており、定価以上の価格で販売しても、ある程度は売れるからです。
通常なら増産して供給を増やしますが、白州18年に限らず、ウイスキーはそうはいきません。
それでは、もう少し詳しく見ていきましょう。
シングルモルトウイスキーが人気だから
シングルモルトウイスキー人気で白州18年も売れるようになりましたが、思うように増産が効かないのが、供給が滞っている理由です。
大麦麦芽由来の香味と蒸留所ごとに異なる個性で、シングルモルトウイスキーが世界的な人気になっています。
サントリー白州だけでなく、山崎やニッカ余市、イチローズモルト、マッカランなど、話題のウイスキーのほとんどが、シングルモルトです。
しかし、簡単に増産できないのがシングルモルトウイスキーです。
手間がかかり大量生産に向かないことに加え、蒸留所ごとのこだわりが増産を阻んでいます。
ジャパニーズウイスキーが人気だから
ジャパニーズウイスキーの人気は、国際的なウイスキーコンテストでの受賞の影響が大きいとされています。
あわせて、ドラマ・マッサンの影響も大きかったようで、ジャパニーズウイスキーの多くが放送されていた2014年ごろから定価を上回って販売されるようになりました。
ところが、シングルモルトに限らず、ウイスキーは簡単に増産できません。
樽で熟成させる時間が必要だからで、増産の結果が出るのは早くて数年、遅いと数10年待たなくてはならないのです。
樽熟成が必要なウイスキーであるところも、供給量が少ない理由となっています。
白州18年が高く評価されているから
ジャパニーズウイスキーの中でも、ことさらに高く評価されているのが白州18年です。
たとえば世界的な酒類のコンペティション、ISC金賞に3年連続で輝いたのは快挙とされており、ただでさえ高い評価がますます高まっています。
定価を上回る金額でも試してみたいという方が多いなら、定価販売の機会が少なくなるのも当然かもしれません。
高く売れると評判だから
2次流通品が定価を上回る価格で取引されているのだから、定価で入手した白州18年を転売すれば、臨時収入が得られます。
ご自身で楽しむ予定がなくても、転売やコレクション目的で購入する方が増え、定価を上回る金額で販売されるようになりました。
どこかでコレクションされている白州18年が放出されれば、定価で楽しめる日も来ることでしょう。
高額で売れる白州18年

サントリー白州18年が家にある方や運良く入手できた方の中には、持てあましているケースもあるかもしれません。
ここからは、2025年現在の白州18年の買取相場を解説していきましょう。
注意点は、高額で取引されている白州18年は1種類だけではないことと、販売価格と同様に買取相場も2024年をピークに下降気味のところです。
できるだけ高く手放したいと考えているなら、弊社サケウルに問い合わせるなど、買取相場のチェックが必要になるでしょう。
白州18年(現行)
| 販売期間 | 定価(税抜) | 買取相場 |
| ― | 5万5,000円 | 6万円程度 |
現行のサントリー白州18年の買取相場は6万円程度で、定価を上回っています。
1本だけでなく12本入カートンでの買取など、条件によっては相場を上回っての買取もできるので、サケウルまでお気軽にお問い合わせください。
白州18年(旧ボトル)
| 販売期間 | 定価(税抜) | 買取相場 |
| ― | ~3万2,000円 | 6万円程度 |
2025年現在、現行と旧ボトルの買取相場の差はありませんが、旧ボトルは生産されなくなりしばらくたつので、今後の値上がりが期待できるかもしれません。
現行のボトルと旧ボトルは、主にラベルの英文字表記とパッケージで見分けます。
- JAPANESEの文字なし
- ラベルを模したパッケージなど
現行の白州18年のボトルでは、ラベルの英文字が「SINGLE MALT JAPANESE WHISKY」なのに対して、旧ボトルでは「SINGLE MALT WHISKY」でJAPANESEの文字はありません。
また、現行のパッケージでは縦書きで大きく白州と入っているのに対して、旧ボトルでは白州のラベルが貼り付けられたようなものなど、デザインが異なります。
白州18年リミテッドエディション
| 販売時期 | 定価(税抜) | 買取相場 |
| 2023年 | ー | 6万円程度 |
免税店限定で海外向けに販売されており、森の蒸留所こと白州蒸留所をイメージした桐のケースに収められたボトルです。
ボトルにはラベルのかわりにシルバー箔があしらわれており、特別版・限定版の雰囲気を強調しています。
同様のボトルに山崎18年リミテッドエディションもありますが、こちらも高価買取が可能です。
白州18年・ピーテッドモルト・アニバーサリーエディション
| 販売時期 | 定価(税抜) | 買取相場 |
| 2023年 | ー | 10万円程度 |
山崎蒸留所の操業100周年を記念したボトルの一つで、2023年に海外限定で販売されました。
パッケージには100周年記念のロゴがあしらわれているほか、グリーンのラベルやゴールドのキャップを覆うフィルムなど、特別感のあるデザインが特徴です。
ピート香の強い大麦麦芽を使用しており、通常の白州18年とは異なる香味が楽しめます。
白州18年・つくりわけセレクション・ピーテッドモルト・2024
| 販売時期 | 定価(税抜) | 買取相場 |
| 2024年 | ー | 10数万円程度 |
サントリーでは原料や発酵、蒸留、熟成のバリエーションを増やし、さまざまなモルト原酒を製造することを「つくりわけ」と呼んでいます。
通常はヴァッティングに使われますが、特に出来が良かったものは、つくりわけセレクションとして海外限定で販売されています。
2024年に販売されたつくりわけセレクションは次の4種類で、まとめてならより高額査定が狙えるでしょう。
- 白州18年・ピーテッドモルト
- 山崎18年・ミズナラ
- 山崎・ゴールデンプロミス
- 山崎・アイラピーテッドモルト
白州18年で高価買取を狙うコツ
持てあましているといっても、白州18年は貴重なボトルです。
少しでも高く手放したいと考える方がほとんどでしょう。
ここからは、白州18年で高価買取を狙うコツを紹介していきましょう。
買取相場をチェックする
白州18年に限らず、さまざまな要因で買取相場は上下するものです。
少しでも高く手放すなら買取相場のチェックが必要ですが、おすすめの方法は価格ドットコムの販売相場のグラフを参考にすることです。
販売相場と買取相場には隔たりがあるものの、両者は少なからず連動しています。
販売価格が上がったタイミングで手放すと、より高い買取が可能になるでしょう。
お酒買取専門店を利用する
ヤフオクやメルカリもよいですが、おすすめはお酒買取専門店の利用です。
輸送時の破損や販売後のクレームなど、高額なお酒を出品するリスクは大きいものです。
また、お酒の買取が得意ではないリサイクルショップの利用もおすすめできません。
商品知識が乏しく相場に通じていないショップなら、お酒専門店よりも低い査定額しか提示してくれない可能性が高まります。
貴重な白州18年を手放すなら、弊社サケウルなどお酒専門店をご利用ください。
まとめ
サントリー白州18年の定価は5万5,000円ですが、定価ではまず入手できません。
定価やそれに近い価格で購入する方法は、抽選販売の利用や状態が現行品の新品より劣る2次流通品の購入などに限られています。
とはいえ、2025年現在、白州18年の販売相場は下降傾向なので、時が経てば定価での入手が可能になるかもしれません。
一方で、注意したいのは、白州18年を手放すタイミングです。
販売相場と買取相場は連動しているので、定価で入手できるようなころには、現在の価格では買取できなくなってしまいます。
白州18年の買取を考えている方は、弊社サケウルに問い合わせるなど、手放すタイミングを見計らってください。



