投稿日:2025.06.24

日本の四季や繊細な感性、匠の技を表現し、サントリーがこだわり抜いて生み出したブレンデッドウイスキー「響ジャパニーズハーモニー(JAPANESE HARMONY)」。
異なる原酒が調和し合ったその味わいは、繊細で癖がなく、飲みやすいと評判のボトルです。
今回は、響ジャパニーズハーモニーについて解説いたします。
響ジャパニーズハーモニーの定価や味わいといった基本情報はもちろん、現在の市場価格、購入方法など、役立つ情報をまとめてお伝えいたします。ぜひ最後までご覧ください。
「響ジャパニーズハーモニー」とは?

まずは響ジャパニーズハーモニーの基本情報を確認していきましょう。
響ジャパニーズハーモニーは、サントリー株式会社が製造し販売する、ブレンデッドウイスキー「響」シリーズの一種。
同社がウイスキー製造において培ってきた多彩な原酒と、熟成年数に敢えてこだわらず、ブレンダーの匠の技が詰まった至極の逸品です。
響シリーズにはジャパニーズハーモニーの他、
- 響12年
- 響17年
- 響21年
- 響30年
- 響ブレンダーズチョイス
など数多くのボトルが存在します。
2015年に熟成年数の表記がない同シリーズで初めてのNVとして登場。
同年に終売した響12年の後継品として生み出されました。
シリーズならではの24節気を表したボトルの24面カット、越前和紙を使用したラベルと墨文字で施された「響」の文字は、日本の世界観を見事に表現しています。
| 響ジャパニーズハーモニーの基本情報 | |
|---|---|
| 商品名 | サントリーウイスキー響 JAPANESE HARMONY |
| 発売日 | 2015年3月10日 |
| 定価 | 7,500円(税抜き) |
| 容量 | 700ml |
| 原材料 | モルト、グレーン |
| アルコール度数 | 43% |
| 純アルコール量 | 【100mlあたり】34.4g 【30mlあたり】10.3g |
参照:サントリー|響ジャパニーズハーモニー商品ページ
※定価は2025年6月現在
響ジャパニーズハーモニーは、華やかかつ繊細で、奥深くやわらかな味わいが魅力です。
スモーキーさは控えめで非常にバランスが良く、ジャパニーズウイスキーならではの飲みやすさが際立ちます。
ローズにライチ、ほのかに香るローズマリー、そこに熟した樽と白檀の香り。
透き通ったハチミツのような甘みに、オレンジピールチョコレートを思わせるビターな味わいが実に素晴らしい逸品と言えるでしょう。
響ジャパニーズハーモニーの受賞歴
響ジャパニーズハーモニーの受賞歴は以下のとおりです。
| 響ジャパニーズハーモニー 受賞歴 | |
|---|---|
| 2016年 | SWSC 最優秀金賞 |
| 2019年 | ISC 金賞 |
| 2020年 | ISC 金賞 |
| 2021年 | ISC 金賞 |
| 2022年 | ISC 金賞 |
参考:サントリー|響ブランドページ受賞歴
※SWSC…サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションの略。アメリカで行われる世界最大級の蒸留酒品評会。
※ISC…インターナショナル・スピリッツ・チャレンジの略。イギリスの酒類専門出版社「ドリンクス・インターナショナル」が主催する、世界的な酒類品評会。
響ジャパニーズハーモニーは、発売から10年とまだ日は浅いものの、そのバランスの取れた味わいが評価され販売開始の翌年にはSWSCにて最優秀金賞を獲得しています。
このことからも、いかに評価が高いボトルなのかわかるのではないでしょうか。
響ジャパニーズハーモニー 現在の市場価格

基本情報の次は、気になる現在の市場価格についてです。
過去2年〜現在までの価格推移(平均)は以下のとおりです。
| 響ジャパニーズハーモニー(700ml)の価格推移 | |
|---|---|
| 2023年6月 | 1万5,139円 |
| 2023年8月 | 1万4,790円 |
| 2023年10月 | 1万4,965円 |
| 2023年12月 | 1万7,152円 |
| 2024年2月 | 1万7,480円 |
| 2024年4月 | 1万8,526円 |
| 2024年6月 | 1万5,810円 |
| 2024年8月 | 1万7,115円 |
| 2024年10月 | 1万4,640円 |
| 2024年12月 | 1万4,279円 |
| 2025年2月 | 1万3,864円 |
| 2025年4月 | 1万4,347円 |
| 2025年6月 | 1万3,842円 |
参考:価格ドットコム
※価格はすべて税込み
2024年4月に定価5,500円(税抜き)から7,500円(税抜き)に値上げした影響で、一時は2万円近い価格となっていましたが、2025年6月現在の市場価格は1万3,000円台と比較的落ち着いている印象でした。
響ジャパニーズハーモニー 旧ボトル・限定品の価格
響ジャパニーズハーモニーはこれまで大きなデザイン変更は行われていませんが、ラベルのホログラムシールの有無による違いはあります。
響ジャパニーズハーモニーには、2022年2月よりシルバーのホログラムシールが導入されています。
そのため、それ以前のボトルにはシールが貼られていません。
また、2024年3月からは模造品対策としてホログラムシールをもう一種追加しており、現在市場には
- ホログラムシール無し
- シルバーのホログラムシールのみ有り
- ホログラムシール2種有り
の3つのボトルが存在していることになります。
響ジャパニーズハーモニーに限らず、近年は模造品が増えていることから、ホログラムシールの有無やシールの形状で偽物か本物か判断する場合がほとんどです。
そのため、ホログラムシールのないボトルは定価〜9,000円程度、ホログラムシールが貼られているボトルが1万4,000円〜1万5,000円程度と、全体的にホログラムシールありのほうが高値で取り引きされている印象でした。
なお、響ジャパニーズハーモニーには旧ボトルの他に、免税店限定「響ジャパニーズハーモニー マスターズセレクト」、100周年を記念し販売された「響ジャパニーズハーモニー 100周年記念 意匠ボトル」といった特別版のボトルもあります。
これらは限定品なため非常に人気となっており、現在7万円を超えるプレミア価格での取り引きとなっています。
響ジャパニーズハーモニーが価格高騰している理由

ここからは、響ジャパニーズハーモニーの価格高騰の理由について解説いたします。
ジャパニーズウイスキーが世界的に注目されている
現在定価の2倍ほどの価格となっている響ジャパニーズハーモニー。
このボトルが価格高騰しているのには、まずジャパニーズウイスキーが世界的に注目を浴びているという現状が大きく影響しています。
かつてジャパニーズウイスキーは、他国のウイスキーと比べ歴史が浅いこともあり、知名度も低く、評価の対象となっていませんでした。
しかし、2000年代以降、その品質が認められ始め、世界的なコンペティションにて数々の賞を獲得するまでに成長を遂げます。
響ジャパニーズハーモニーも例に漏れず、SWSCで最優秀賞金賞、ISCでは金賞を何度も獲得しています。
このように輝かしい受賞歴によって、響ジャパニーズハーモニーを含む響シリーズは国内外の愛好家から注目を浴びるようになり、急激な需要の高まりとともに価格も高騰していったのです。
原酒不足で生産できる数に限りがある
もうひとつ大きな理由として考えられるのが、原酒不足によってウイスキーの生産数に限りがあることでしょう。
先ほどお伝えしたように、2000年代から現在まではジャパニーズウイスキーのブームが続いています。
しかし、1970年代のオイルショック、1990年代のバブル崩壊を境にウイスキーの需要は一気に低迷しており、それにより当時のメーカーは原酒の製造を大幅に抑えていました。
ウイスキーを製造するには短くても数年、長いもので10〜20年と、長期の熟成が必要となります。
数十年前に生産数を抑えていた影響が今現れてしまっているのです。
現状はどのメーカーも原酒不足に悩まされているため、生産数は限られ、中には終売・休売してしまう銘柄も増えてきています。
実際に同じ響シリーズである「響12年」は終売、「響17年」も販売休止となってしまいました。
一方、響ジャパニーズハーモニーは、国内外の需要増加に対応するため、若い原酒を使用し製造されたNVのボトルです。
その品質はもちろん、ボトルデザインの美しさも評価され、コレクション・投資目的での購入者が後を経ちません。
年数表記のあるボトルよりも比較的短い期間で生産できるというメリットがあるものの、通常ボトルも限定品も非常に人気となっており、品薄状態が続いています。
2000年代からのジャパニーズウイスキーブームはまだまだ落ち着く気配はありませんので、今後も値上がりと高騰が続くと考えられるでしょう。
響ジャパニーズハーモニーを定価で購入するには?

最後に、響ジャパニーズハーモニーを定価で購入する方法をいくつかご紹介いたします。
以下の方法なら確実に入手できる、というわけではありませんが、購入時の参考になれば幸いです。
公式サイトから購入する
サントリー株式会社のお酒やグラス、小物などのグッズを販売している通販ショップ「イエノバ」をご存知でしょうか?
公式サイトであるイエノバなら、響ジャパニーズハーモニーも定価で購入可能です。
ただし、響ジャパニーズハーモニーは現在品薄となっているため、運良く入荷したタイミングでないと購入はできません。
またかなりの人気商品ですので、すぐに完売する恐れもあるでしょう。
公式サイトから購入したい場合は、イエノバが配信しているメールマガジンに登録し情報収集するか、常日頃からサイトをチェックし機会を逃さないようにしましょう。
酒店やスーパーなどの実店舗を利用する
品薄でプレミア価格となっている響ジャパニーズハーモニーですが、一般的な酒店や百貨店、スーパーなどの実店舗でもごく稀に定価で入荷することがあります。
実店舗においても市場価値に合わせて価格の高騰が見られるのが一般的ですが、父の日やお中元、お歳暮の時期など、ギフト商品として入荷する場合には定価で販売する店舗も少なくありません。
また、個人経営の酒店なら、価格が高騰してしまったボトルでも店主の計らいで定価のままで販売というケースもあります。
どちらにしても、現状は定価で販売している実店舗は限られますので、見つけたら即購入がおすすめです。
抽選販売を利用する
響ジャパニーズハーモニーを定価で購入したいなら、抽選販売という手段もあります。
一部の店舗にはなってしまいますが、大手酒店や百貨店、デパートなどでは希少なジャパニーズウイスキーの抽選販売を開催しています。
事前に会員登録し申し込みするだけで、どなたでも利用可能です。
あくまで抽選ですので、必ず購入できる保証はありませんが、当選すれば響ジャパニーズハーモニーを定価で購入可能となります。
なお、開催は不定期ですし、応募期間も限られているため、こまめに情報収集する必要はあるでしょう。
免税店を利用する
空港内や都心にある免税店を利用するのもおすすめです。
通常ボトルではなく「響ジャパニーズハーモニー マスターズセレクト」という限定品にはなりますが、免税店ではほとんどの場合定価での購入が可能です。
確実に定価かというとそうではありませんが、ECサイトで見かけるような高額にはなりにくい傾向にあります。
ただし、響ジャパニーズハーモニーは人気のボトルなため、在庫切れになってしまうことも当然あり得ます。
また、免税店の利用は、60日以内に海外へ出国される方や非居住者など条件がありますので、在庫に関してもですが、利用条件についても不明な点は事前にしっかりと確認しておきましょう。
ふるさと納税を利用する
サントリー山崎蒸留所を有する自治体・大阪府島本町では、響シリーズや山崎シリーズなどのウイスキーをふるさと納税の返礼品として取り扱っているのをご存知でしょうか?
響ジャパニーズハーモニーは、返礼品としても非常に人気です。
実際の負担額を考えると定価よりもずっとお得に入手できるのは魅力ですが、すぐに定員に達してしまうため、なかなか申し込めない…という方も大勢いらっしゃいます。
しかし、定期的に申し込み枠は設けられておりますので、利用したい場合はこまめにサイトをチェックするのをおすすめいたします。
まとめ

今回は、響ジャパニーズハーモニーについて解説いたしました。
熟成年数にこだわらず多彩な原酒から厳選し、ブレンダーの匠の技で仕上げた逸品、響ジャパニーズハーモニー。
日本の四季と繊細な感性を見事に表現し、ジャパニーズウイスキーらしい、非常にバランスの取れた味わいのボトルです。
シリーズ初のNVでありながら、その品質の高さは国内外から注目を浴びています。
現状を考慮すると今後も価格高騰が予想されますので、入手できるチャンスがあれば、今のうちに購入するのがおすすめです。
弊社「サケウル」では、響ジャパニーズハーモニーをはじめとしたウイスキー各種、日本酒、ワインといった酒類各種を高価買取しています。
「なるべく高く買い取って欲しい」「本物か確認して欲しい」といったご相談のみのご利用も歓迎しております。
お酒に関するお悩みがございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。



