投稿日:2025.05.29

ウイスキーに挑戦してみたいけど、カロリーが気になるという方は安心してください。

ウイスキーはカロリーのとりすぎの心配が少ないお酒。

糖質はゼロですし、含まれているプリン体もごくわずかです。

本稿では、ほかのお酒と比較してウイスキーのカロリーの低さを示すなど、病気や肥満の原因になりにくい根拠をあげています。

あわせて適量を守らないウイスキー飲酒による弊害や、適量を守るためのアイデアも紹介しています。

1日の適量(60ml)のウイスキーは147kcal

ウイスキーを適量で楽しむなら、カロリーのとりすぎになる心配はありません。

アルコール量にくらべて、ウイスキーは低カロリーなお酒です。

適量とされるウイスキーは1日当たり、シングル(30ml)・74kcalを2杯

1日の適量を守りウイスキーを楽しむなら、病気や肥満の原因にならないでしょう。

ウイスキーの1日の適量はシングル2杯

カロリー過多になる恐れがないウイスキーですが、それは適量を守った場合です。

ウイスキーに限らずアルコールの過剰摂取はカロリーのとりすぎどころか、さまざまな病気の原因になり「節度ある適度な飲酒」の意識が必要です。

厚生労働省によると節度ある適度な飲酒は、成人男性なら純アルコールで1日平均約20g程度、女性はそれより少ない量が適当だそう。

純アルコールで20gは容積に直すと25.3mlになり、ウイスキーのアルコール濃度を43%とするなら、1日の適量は58.8mlです。

58.8mlのウイスキーは、ほぼシングル2杯、ダブル1杯に相当します。

主な酒類のアルコール濃度と、1日の適量は次の表のとおりです。

とはいえ、アルコール濃度はお酒の種類で一律ではないことや、グラスやジョッキの容量もまちまちであることに注意してください。

アルコール濃度1日の適量目安
ウイスキー43%58.8mlシングル2杯、ダブル1杯
焼酎25%101.2ml1対1の水割り1杯
ワイン12%210.8mlワイングラス2杯弱
日本酒15%168.7ml1合弱
ビール5%506.0ml中ジョッキ1杯

【シングルの計り方いろいろ】

ウイスキーの1日の適量はシングル2杯ですが、どのように計量すればよいでしょうか。

計量方法はメジャーカップ、ポーラー、目分量の3通り。

メジャーカップは鼓型の小さな金属製の容器で、2通り計量できるようになっており、

背の低い方がシングル・30ml、高い方が45mlなのがよく使われます。

ポーラーとはボトルの注ぎ口に付ける金属製の器具で、傾けると30mlが注がれるようになっています。

中の金属球が定量になると転がり、ポーラーの注ぎ口をふさぐ仕組みです。

目分量は多めに注いでしまいがちな計量法なので、目安をおぼえておきましょう。

グラスの底から横にした指1本分くらい注ぐとシングル・30ml、2本分くらいでダブル・60mlになります。

シングルを指してワンフィンガー、ダブルを指してツーフィンガーという言葉が流行したのは昭和の終わりごろ、サントリーオールドのCMが元とされています。

【地域によって異なるシングルの量】

日本でのシングルは30mlなのが一般的ですが、これはアメリカも同じです。

アメリカで用いられる液量の単位1オンスは29.6mlなので、これに由来すると考えられています。

ところがイングランドでのシングルは45ml、スコットランドでは60mlというのが面白いところ。

スコットランドからウイスキー造りを学んだ日本ですが、飲み方だけアメリカ風なのは、ウイスキーが国内で広まりつつあるころに、アメリカ軍が進駐していたからかもしれません。

適量のウイスキーのカロリーは147kcal

ウイスキーを1日の適量で楽しむと147kcalになりますが、これはご飯普通盛り(145g・244kcal)の約60パーセントです。

これだけではカロリーの高低がわかりにくいので、次の表のビールと比較してください。

ビールの1日の適量は354kcalでウイスキーの2.4倍ですし、ほかの酒類と比較しても、ウイスキーはカロリーが低いことがわかります。

アルコール濃度が高いだけに、少しの量で満足できると言い換えることもできますが。

100ml当たりのカロリー1日の適量のカロリー
ウイスキー250kcal147kcal
焼酎200kcal202kcal
ワイン100kcal211kcal
日本酒110kcal186kcal
ビール70kcal354kcal

【日本酒のカロリーを低く感じる理由】

ウイスキーの次に日本酒のカロリーが低く感じる理由は、日本酒のアルコール濃度が醸造酒にしては高いからです。

上の表では成人男性にとって適当とされる、1日当たり20gのアルコールを摂取するのに、どれくらいのカロリーを得られるかを比較しています。

それだけに100ml当たりのカロリーが低い割に、アルコール濃度が高い日本酒が低カロリーのように見えてしまうのです。

焼酎のアルコール濃度を35%にすると、1日の適量当たりのカロリーはウイスキー並みに低くなることも付け加えておきましょう。

ウイスキーは糖質を含まないお酒

健康や肥満が気になる方にとって、糖質はカロリーと同様に要注意の存在です。

消費し切れなかった糖質は中性脂肪として蓄積されて肥満の原因になるほか、動脈硬化や糖尿病などさまざまな病気の原因にもなります。

ところが、ウイスキーは糖質を含みません。

次の表は主な酒類の100ml当たりの糖質量ですが、ウイスキーや焼酎には含まれないことがわかります。

100ml当たりの糖質
ウイスキー0g
焼酎0g
ワイン2.0g
日本酒4.5g
ビール3.1g

ウイスキーや焼酎が糖質0gの理由

蒸留の過程でのぞかれるのが、ウイスキーや焼酎に糖質が含まれない理由です。

蒸留は醸造でできたお酒に熱を加えて、アルコールだけ蒸発させて取り出す工程ですが、アルコールの沸点で糖質は蒸発しないのです。

つまり、ブランデーやウォッカ、ジン、テキーラなどすべての蒸留酒には糖質が含まれていないことになります。

また近年では、ワインや日本酒、ビールなど醸造酒の中にも糖質を抑えた銘柄が登場しているので、気になる方は試してみましょう。

ウイスキーはプリン体も少ない

プリン体が気になる方は、健康診断で尿酸値が高いと指摘された方かもしれません。

プリン体のとりすぎは高尿酸血症や痛風の原因ですが、次の表ではウイスキーにはほとんどプリン体が含まれていないことがわかります。

とはいえ、アルコールには尿酸を作り、腎臓からの排せつを抑制する働きがあります。

プリン体が少ないことを理由に適量を守らないのは、避けるべきでしょう。

100ml当たりのプリン体
ウイスキー0.1mg
焼酎0mg
ワイン0.4g
日本酒1.2g
ビール6.8g

ウイスキーが健康に与える影響

低カロリー、糖質ゼロ、プリン体もほぼゼロのウイスキーは、健康や肥満が気になる方向きのお酒です。

あわせて注目したいのが、ウイスキーならではの健康への好影響。

ストレス解消や血行促進などアルコール全般に認められる健康への好影響に加えて、ウイスキーなら次のふたつも期待できます。

  • ポリフェノールによる効果
  • 独特の香りによる効果

活性酸素の働きを抑えるポリフェノールは、動脈硬化など病気の予防やアンチエイジングに効果がありますが、それを多く含むのがウイスキーです。

ウイスキーのポリフェノールは熟成期間に樽から溶け出したもの。

ポリフェノールはドライフルーツやナッツにも多く含まれているので、おつまみにすればより高い効果が得られます。

ウイスキー独特の香りには、リラックスやストレス緩和の効果があります。

もっと香りを楽しみたい方におすすめの飲み方は、常温のウイスキーにごく少量の水を加えるワンドロップ。

ティースプーンやスポイトで数滴ずつ水を加えていくと、さらに豊かな香りの広がりや変化が楽しめます。

香りを確かめながらウイスキーとじっくり向き合うのは、飲み過ぎ防止にも効果がありそうです。

ウイスキーによる健康への悪影響

ウイスキーは、1日当たりシングル2杯という適量を守れば良いお酒ですが、適量を守らなければ健康に悪影響をおよぼしかねません。

【急性アルコール中毒】

ウイスキーはアルコール濃度が高いので、急性アルコール中毒の危険性が特に高いお酒といえます。

気づかないうちに大量にアルコールを摂取してしまい、泥酔だけならまだしも、昏睡や呼吸困難におちいり、最悪の場合は死亡しかねません。

ただこれはウイスキーに限らず、ブランデーやウォッカ、ジン、テキーラなど蒸留酒すべてに通じることです。

ビールや日本酒、ワインなど醸造酒のような飲み方は、間違ってもしてはいけません。

【アルコール依存症】

ウイスキーなど高アルコールのお酒は、血中アルコール濃度を急激に高めますが、これを脳が快感として記憶してしまうと大変です。

快感を求めて飲酒量が増え、アルコール依存症になってしまいます。

健康的なお酒には、ゆっくりとしたペースでの飲酒が大切です。

アルコール濃度が高いウイスキーを楽しむなら、急激な血中アルコール濃度の上昇を招かないよう、さらにゆっくりとしたペースを心がけましょう。

【さまざまな病気】

ウイスキーに限らず適量を守らない飲酒習慣は、さまざまな病気を引き起こします。

脂肪肝や肝炎、肝硬変といった肝障害をはじめ、食道炎、心筋症、胃炎、胃潰瘍、膵炎、小腸炎、糖尿病、各種がんなど、あげればキリがないほどです。

「酒は百薬の長」という言葉がありますが、これは適量を守った場合に限ります。

「酒は命を削るカンナ」にもなりえることを、ぜひおぼえておきましょう。

適量のウイスキーを楽しむ方法

適量を守ってこそ低カロリー、糖質ゼロというウイスキーの長所は活きてきます。

ここからはウイスキーを適量で楽しむ方法を考えていきますが、ポイントは飲むのではなく楽しむところです。

1日当たりシングル2杯、ダブル1杯を守れるか不安な方は、ぜひ参考にしてください。

高額なウイスキーに変える

ついつい飲みすぎてしまう方は、いつものウイスキーのグレードを上げるのもおすすめです

安価なトリス・クラシックを飲んでいるなら、思い切ってザ・マッカラン・ダブルカスク12年にかえてみましょう。

前者の定価は990円に対して後者は9,900円、ダブルなら1杯当たり83円と825円になる計算ですが、これでお酒への向き合い方が変化します。

ポイントは1杯当たり825円を考えながら飲むこと。

ザ・マッカランの背景にある長大なストーリーを、考えながら楽しむのもよいでしょう。

安価なウイスキーよりじっくり香味を楽しみたくなるはずですし、高額なウイスキーはそれに応えられるだけの実力を備えています。

ゆっくりと回る上質な酔いは、少量でも確かな満足を与えてくれるはず。

高額なものほどスムーズな傾向があるので、これからウイスキーを楽しみたい方にもおすすめです。

楽しみ方にも凝る

高額なウイスキーを楽しむなら、ぜひ楽しみ方にもこだわってください。

グラスをバカラ製に変えてみる、おつまみに凝る、マザーウォーターを用意するなど、ウイスキーに合わせて飲み方もグレードアップするのも、少量で満足するコツです。

バカラとはフランスの高級クリスタルガラスメーカーで、ウイスキー用のものも多数そろえています。

ショットグラスやロック用、ハイボール用タンブラーなど、楽しみ方に合わせてグラスもそろえると、一杯が特別なものに感じられ満足感が増します。

バカラに限らず高額なグラスは、見た目の美しさと口当たりの良さが魅力です。

おつまみに凝るとは、ウイスキーの銘柄と相性の良いものを探すことです。

ザ・マッカランならシェリー樽熟成特有のフルーティさを活かすとして、ドライフルーツがあげられますが、種類だけでなく製法や産地にもこだわると、ウイスキーが格別のものになります。

ウイスキーのカロリーの低さを活かすために、ローカロリーのおつまみを自作するのもよいでしょう。

マザーウォーターとはウイスキーの仕込みに使われる水のことで、ことさらに相性が良いとされています。

サントリー山崎なら「山崎の水」を取り寄せて、チェイサーや水割り、ワンドロップなどで楽しむと、ウイスキーはより実力を発揮します。

ハイボールなら山崎のマザーウォーターの炭酸水「ザ・プレミアムソーダ FROM YAMAZAKI」による特別感は、大きな満足を与えてくれるはずです。

まとめ

ローカロリーで糖質ゼロ、プリン体も少ないウイスキーは、肥満や健康が気になる方におすすめのお酒です。

とはいえ、これらは適量を守るのが条件で、成人男性のウイスキーの適量はシングルなら1日2杯。

適量を超えた飲酒が習慣になるとダイエットどころか、さまざまな病気の可能性が増してしまいます。

ウイスキーの適量を守るのに大切なのは、飲むのではなく楽しむという意識です。

楽しむことを大切にすれば少量でも満足できるはず。

高級な銘柄に挑戦するのもひとつの方法です。

とはいえ、高額なウイスキーどころかウイスキー自体がどうしても合わないという方もいることでしょう。

そんな場合は弊社「サケウル」に相談を。

これからも飲む予定がないウイスキーを買取いたします。

マッカランや山崎など高級なものはもちろん、手ごろな銘柄も大歓迎なので、ぜひご相談ください。

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