投稿日:2025.05.26

山崎ノンエイジは楽天市場などで入手できますが、2025年5月現在、購入には定価を上回る金額が必要です。

なんとか定価で入手したいと考えている方や、定価以上の金額での売却を狙っている方も多いことでしょう。

本稿では山崎ノンエイジの定価での購入方法や、買取相場について解説しています。

また、サントリー山崎には、さまざまなノンエイジが存在しています。

それらの定価や買取相場も掲載しています。

すでに山崎をコレクションしている方や、これからコレクションしようと考えている方におすすめの内容です。

山崎ノンエイジの定価は7,000円(税別)

山崎ノンエイジの定価は、税別で7,000円です。

2024年のサントリーによる価格改正で、白州ノンエイジとともに4,500円から引き上げられました。

ノンエイジは便宜上使われている言葉であり、サントリーの正式名称は「シングルモルトウイスキー山崎」です。

本稿ではさまざまな山崎ノンエイジの定価をあつかっていますが、すべて税別価格を掲載しています。

ノンエイジ、NA、NVとは

ノンエイジとは、熟成年数の表記がないボトルのことです。

ノンエイジの上位ボトルに山崎12年がありますが、これは12年以上熟成させた原酒で構成されていることをあらわしています。

一方で山崎ノンエイジに熟成年数の表記がないのは、若い原酒が含まれているからです。

ノンエイジは英語表記の頭文字から、NAとも表記されます。

レギュラーラインナップ中、最も新しい山崎であることから(新)山崎の表記も用いられます。

【ノンエイジとNVは同じ意味】

弊社コラムでよく用いるNVとノンエイジ(NA)は同じ意味です。

NVはノンヴィンテージの頭文字から取られており、ノンエイジ、NA、ノンヴィンテージ、NVはすべて同じ意味を表しています。

山崎ノンエイジの販売価格は1万円以上

価格ドットコムによると、2025年5月の山崎ノンエイジの販売価格は1万数1,000円です。

販売価格が定価を上回っているのは、定価はあくまでもメーカー希望小売価格であり、販売する側は、必ずしも縛られる必要はないからです。

需要が供給を上回っており、価格が高くても買う方がいるというのも、販売価格が定価を上回っている理由かもしれません。

山崎ノンエイジの買取価格は定価を割る可能性も

山崎ノンエイジの買取相場は5,000円程度で、タイミング次第で定価を割る可能性があります。

5,000円程度は新品同様の買取相場なので、箱がなかったりラベルにダメージがあったりする場合は、さらに安くなってしまうでしょう。

ボトル名発売期間定価買取相場
山崎ノンエイジ2012~7,000円5,000円程度

販売価格と買取価格は別物

山崎ノンエイジの販売価格が1万数1,000円〜に対し、買取価格が5,000円程度では低すぎると感じる方もいるかもしれません。

しかし、両者は別物です。

販売価格は業者が自由に決められるのに対して、買取価格は市場あってのもの。

実際に取引されている価格を上回っての買取はできないのです。

相場は常に変動しています。

ノンエイジに限らず、最新の山崎の買取価格に興味がある方は、弊社「サケウル」の無料査定をお気軽にご利用ください。

山崎ノンエイジを定価で入手する方法

今すぐ山崎ノンエイジが必要な方は、価格ドットコムを参考にアマゾンや楽天市場などから購入するのがよいでしょう。

定価より数1,000円高いとはいえ、すぐに入手できるのは大きなメリットです。

時間がかかってもいいので定価で購入したい方は、次の方法を試してください。

抽選販売を利用する

山崎ノンエイジの抽選販売をおこなっているのは、百貨店やスーパー、酒販店などです。

店舗とオンラインショップの2通りがありますが、オンラインショップの方が全国から利用しやすいはず。

ショップ会員になるなど条件はありますが、それほど難しいものではありません。

先着販売を利用する

アマゾンや楽天市場のストア、イトーヨーカドーなどがおこなっているのは、オンラインストアでの先着販売です。

いつごろ先着販売がおこなわれるかはわからないので、まめにチェックしてみましょう。

ふるさと納税を利用する

山崎蒸留所がある大阪府島本町は、ふるさと納税の返礼品に山崎ノンエイジを用意しています。

寄付金額が3万5,000円と高額なことや、月10本しか用意されないなど条件はありますが、所得税の還付や住民税の控除も受けられるメリットも魅力です。

山崎ノンエイジのバリエーションと定価

山崎ノンエイジとは通常、現行のレギュラーボトルを指しますが「熟成年数がわからないもの」と解釈すると、さまざまなものが存在します。

ここからあつかうのは、終売になったものや限定版・特別版の山崎ノンエイジです。

販売当時の定価や2025年5月時点での買取相場を掲載していますが、買取相場は箱など付属品が完備したものであることや、変動する可能性があることをご了承ください。

山崎・ピュアモルト・特級

初登場のころ山崎には熟成年数の表記がなく、12年に切り替わる1986年ころまでノンエイジとして販売されました。

初期のサントリー山崎の特徴は、ノンエイジとあわせて次の3点です。

  • 760ml入り
  • 「特級」表記
  • ピュアモルト

【760ml入】

古いボトルに見られる容量で、スコッチウイスキーの代表的な容量4/5クオートを、そのままリットルに変換したものです。

山崎が登場した1984年は750ml入りのボトルも増えましたが、最初期には760mlのボトルが使われていました。

【「特級」表記】

「特級」は古い酒税法で使われていた、酒類の区分のひとつです。

アルコール度数により課税率が定められており、特級はアルコール度数43%以上のものを表しています。

古い酒税法は1989年に改正されているので、山崎に限らず特級などの表記があるお酒は1989年以前の製造であるとわかります。

【ピュアモルト】

現在のシングルモルトと同じ意味で使われており、山崎蒸留所で製造されたモルト原酒のみで構成されていることを表しています。

1984年当時はピュアモルトやシングルモルトは、まだ定義されておらず、使い分けが曖昧でした。

現在ピュアモルトの表記はニッカ竹鶴で用いられていますが、この場合は複数の蒸留所のモルト原酒から構成されていることを表しています。

山崎ピュアモルトとは意味が異なるので注意が必要です。

山崎・ピュアモルト・特級の定価や買取相場は次の通りです。

ボトル名発売期間定価買取相場
ピュアモルト・特級1984~1986ごろ1万円数万円程度

山崎・カスク・シリーズ

特別な樽で熟成させた山崎のシリーズで、4年間に渡り20のボトルがインターネット限定で販売されました。

なおカスク・シリーズという名称は便宜上のもので、正式なものではありません。

山崎・シェリーカスク・2013のように、ラベルには熟成樽と販売年が表記されていますが、熟成年はなくノンエイジです。

樽の種類はシェリーカスク、ミズナラ、パンチョン、バーボンバレルの4種類があるほか、ピート香が強い麦芽を使用したヘビリーピーテッドでシリーズは構成されていました。

【シェリーカスク】

スコッチウイスキーでよく用いられる、スパニッシュオーク製のシェリー樽で熟成したものです。

中でも人気なのはヨーロッパ限定販売の2013年で、著名なウイスキー評論家にも高く評価されました。

【ミズナラ】

ジャパニーズ・オークとも称される樹種製の樽で熟成されたものです。

山崎に限らずジャパニーズウイスキーの熟成によく用いられ、白檀や伽羅を思わせるオリエンタルな香りを加えます。

【パンチョン】

シェリー樽と並ぶ480l入りの大型の樽のことで、ウイスキーとの接触面積が少ないため、熟成スピードがゆっくりなのが特徴です。

【バーボンバレル】

バーボンの熟成に一度使用した樽で熟成させたものです。

180l入りと小型なので熟成スピードが速いことや、内部がバーナーで強く焦がされており独特の香味に仕上がることが特徴です。

山崎・カスク・シリーズ各ボトルの発売年と定価、買取相場は次の通りですが、シェリーカスク・2013年の定価が参考なのは、国内販売がなかったためです。

ボトル名発売年定価買取相場
シェリーカスク20099,000円20万円程度
20109,000円20万円程度
20119,000円15万円程度
20129,000円20万円程度
20139,000円(参考)30万円程度
20163万6,000円20万円程度
ミズナラ20102万5,000円20万円程度
20112万5,000円15万円程度
20122万5,000円20万円程度
20132万5,000円20万円程度
20142万5,000円15万円程度
パンチョン20099,000円数万円程度
20119,000円数万円程度
20129,000円数万円程度
20139,000円数万円程度
バーボンバレル20109,000円数万円程度
20119,000円数万円程度
20129,000円数万円程度
20139,000円5万円程度
ヘビリーピーテッド20139,000円数万円程度

山崎・リミテッド・エディション・シリーズ

山崎・リミテッド・エディション・シリーズは休止期間を含みつつ、2014年~2023年にかけて7つのバリエーションが販売されました。

2014年~2017年

進物用として企画されており、シェリー樽やポートワインを熟成したポート樽で20年以上熟成した原酒と、アメリカン・オーク樽で熟成した比較的若い原酒で構成されています。

2021年~2023年

こちらも進物用として企画されたもので、ミズナラ樽で12年以上熟成した原酒を中心に構成されています。

山崎・リミテッド・エディション・シリーズの定価と買取相場は次の通りです。

発売年定価買取相場
20148,000円5万円程度
20151万円数万円程度
20161万円数万円程度
20171万円数万円程度
20218,000円1万円程度
20221万円1万円程度
20231万円1万円程度

山崎・2020エディション

山崎2020エディションはパンチョン、スパニッシュオーク、ミズナラ、ボルドーワインカスク、ピーテッドモルトの全5種類が抽選・限定販売されました。

山崎蒸留所の多彩な原酒を楽しむことがコンセプトで、先述の山崎・カスク・シリーズと似た内容になっています。

山崎・2020エディションの定価と買取相場は次の通りです。

ボトル名定価買取相場
パンチョン1万円数万円程度
スパニッシュオーク1万円10万円程度
ミズナラ3万円10数万円程度
ボルドーワインカスク1万円5万円程度
ピーテッドモルト1万円数万円程度

山崎・ノンエイジ・100周年記念ラベル

サントリーウイスキーの100周年を記念して2023年に発売されたボトルで、ノンエイジに特別なラベルが用いられています。

とはいえ数量限定でなかったこともあり、買取相場は現行の山崎ノンエイジと変わりません。

山崎ノンエイジのほかに、山崎12年、白州ノンエイジ、白州12年で企画されました。

ボトル名発売年定価買取相場
100周年記念ラベル20234,500円5,000円程度

山崎・ストーリー・オブ・ディスティラリー・シリーズ

蒸留所をテーマにした数量限定のボトルで、白州でも同様のものが企画されています。

購入希望者は4月に「山崎倶楽部」や「白州コミュニティ」から応募すると、5月に当せん発表される仕組みです。

興味がある方は「山崎倶楽部」や「白州コミュニティ」に加入するとよいでしょう。

山崎・ストーリー・オブ・ディスティラリー・シリーズの定価と買取相場は次の通りです。

買取相場が定価を割ってしまっているのは、発売からまだ間もないからかもしれません。

発売年定価買取相場
2024年1万5,000円1万円程度
2025年1万5,000円1万円程度

まとめ

現行の山崎ノンエイジやかつて販売されていたもの、限定版・特別版について解説してきましたが、特に感じられるのは買取相場の落ち着きです。

数年前、サントリー山崎の人気は加熱する一方で、たとえば山崎・2020エディションの5本セットの買取相場は130万円を上回るものでした。

しかし現在は、当時と比べるとずいぶん落ち着いています。

これは、コレクションを始めようと思っている方や、高すぎて飲めなかったという方にはよい傾向でしょう。

一方、高い値段で購入してしまった方は、慌てて手放す必要はありません。

日々変動する相場をにらみ、タイミングを見計らえばよいだけです。

山崎ノンエイジを手放すタイミングは、弊社「サケウル」にご相談ください。

タイミングや本数次第では、相場に通じた方も驚くであろう買取価格の提示が可能です。

もちろん査定は無料なので、現行の山崎ノンエイジ1本からお気軽にご利用ください。

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