
投稿日:2025.08.18
ニッカウヰスキー・竹鶴ピュアモルト25年を定価で購入したい方は多いことでしょう。
しかし、終売からしばらくたつこともあり、定価での購入はまずできません。
本稿では竹鶴25年の定価や購入方法を解説しています。
また、竹鶴25年などシリーズの貴重なボトルをコレクションしている方に、2025年現在の取引相場を紹介しています。
竹鶴25年を買いたい方と売りたい方、両方に役立つ内容です。
竹鶴25年の定価は7万円(税別)

2001年に発売されたニッカウヰスキー竹鶴ピュアモルト25年は、2020年に終売となりました。
終売時の定価(希望小売価格)は税別で7万円でしたが、現在は25万円程度で販売されており、それらのほとんどは、いったん誰かの手に渡った2次流通品です。
2025年現在、竹鶴25年を定価で購入する方法はありません。
竹鶴25年とは

竹鶴25年は、レギュラーラインナップで最高峰のボトルです。
シリーズ最初となる竹鶴12年の登場は2000年、翌2001年には17年、21年、25年が販売されレギュラーラインナップが完成しました。
竹鶴シリーズが目指したのは、飲みやすいモルトウイスキーです。
先に発売されたシングルモルトの余市や宮城峡よりも、蒸留所ごとの個性を抑えるために、双方のモルト原酒をヴァッティングして香味を調整しています。
竹鶴はシングルモルトではなく、ピュアモルトウイスキーと名づけられました。
竹鶴25年には25年以上の熟成を経たモルト原酒が使われており、世界的なウイスキーコンテストWWAで世界最優秀賞に輝くなど、高く評価されています。
2016年に開催された伊勢志摩サミットでは、竹鶴21年とともに各国首脳に供されるほど。
日本を代表するウイスキーと呼んでも、過言ではないでしょう。
竹鶴25年の価格推移
竹鶴25年が定価を大きく上回る価格で取引されるようになったのは、ドラマの人気とボトルの終売という2つの出来事が大きく影響しています。
ドラマ「マッサン」の放送(2014~2015年)
2001年に発売されたころは、定価の7万円を下回って販売されることも多かった竹鶴25年ですが、2015年ごろから高値で取引されるようになりました。
NHKの朝の連続ドラマ「マッサン」で、ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝をモデルにしたストーリーが伝えられると、竹鶴25年を含むニッカのウイスキーが軒並み店舗から姿を消したのです。
すぐに竹鶴25年を入手したい方は2次流通品を頼るほかなくなり、販売相場は10万円程度になりました。
竹鶴25年の終売(2020年)
竹鶴25年の終売が伝えられると販売相場はさらに高騰し、40万円を超えるようになりました。
背景には投機的な動きもあり、国内外のバイヤーが竹鶴25年のさらなる値上がりを見込んで、コレクションを開始したと思われます。
現在、竹鶴25年の販売相場は落ち着き25万円程度になりましたが、まだまだ高額で取引されています。
竹鶴25年以外の定価と販売相場

ここからは、25年を含む竹鶴シリーズの定価と価格推移をみていきましょう。
2000年に最初に登場した竹鶴12年ですが、2014年に発売されて現在も製造が続くNV(ノンヴィンテージ)に後を譲るように終売しています。
2001年に登場した17年、21年、25年が終売になったのは2020年のこと。
十分に熟成したウイスキーを製造できる、原酒不足が原因とされています。
2025年現在、製造が続いている竹鶴はNVのみです。
25年を含む終売になった竹鶴は、定価を大きく上回る販売相場になっています。
| ボトル名 | 販売期間 | 終売時の定価 | 販売相場 |
| 12年 | 2000~2014年 | 2,450円 | 2万円程度 |
| NV | 2014年〜 | 7,000円 | 1万円程度 |
| 17年 | 2001~2020年 | 7,000円 | 4万円程度 |
| 21年 | 2001~2020年 | 1万5,000円 | 9万円程度 |
| 25年 | 2001~2020年 | 7万円 | 25万円程度 |
| 35年 | 2000~2011年 | 7万円 | 70万円程度 |
【限定版・特別版】竹鶴35年
竹鶴シリーズで最も高い相場で推移しているのは、異色のボトル35年です。
どの点が異色なのか、詳しく見ていきましょう。
ブレンデッドウイスキーである
25年までの竹鶴は、余市と宮城峡という2つの蒸留所で作られたモルト原酒をヴァッティングしたピュアモルトウイスキーですが、35年のみブレンデッドウイスキーです。
モルト原酒をヴァッティングし、ほぼ同量のグレーン原酒をブレンドしたもので、いずれの原酒も35年以上の熟成を経た貴重なものとなっています。
限定生産品である
25年までの竹鶴はレギュラーラインナップですが、竹鶴35年は限定版・特別版です。
2000年から2011年まで年間1,000本程度が限定生産され、酒販店やデパート、ニッカウヰスキーのオンラインショップを通じて販売されました。
竹鶴35年に限らず、限定版・特別版のボトルは販売価格が高くなりがちです。
定価は竹鶴25年と同じ7万円でしたが、2025年現在の販売相場は70万円程度となっています。
竹鶴25年の購入方法

終売になりしばらくたつ竹鶴25年は、定価で入手する方法はありません。
購入するには定価を大きく上回る金額で、Webショップやヤフオク・メルカリの2次流通品を購入するしかないでしょう。
Webショップを利用する
楽天やアマゾンに出店するWebショップでは、竹鶴25年を定価を上回り販売しています。
注意点は一見同じに見える竹鶴25年にもかかわらず、価格に開きがあるところです。
価格の安いものは付属品がそろっていないなど、不具合があるかもしれないので、購入前にはショップに問い合わせるなど、よく確認してください。
ヤフオク・メルカリを利用する
ヤフオクやメルカリを利用すれば、Webショップよりも数万円安く竹鶴25年を購入できるでしょう。
とはいえ、Webショップ以上に注意したいのは商品の状態です。
価格が相場より大幅に安いものの中には液面が低下しているなど、大きな不具合があるかもしれません。
あわせて個人での出品者の中には、金額を振り込んでも商品が送られて来ないなどのトラブルもありえます。
落札や購入前には、出品者の評価をよく確認してください。
竹鶴NVの定価での購入方法
2025年現在製造が続く竹鶴NVは、定価で購入できる可能性のある竹鶴シリーズ唯一のボトルです。
25年が難しいなら、せめてNVの定価での入手に挑戦してみましょう。
店頭やネット通販をチェックする
2025年現在、SNSでは竹鶴NVを店頭で見かけたとの報告が増えています。
酒販店やスーパー、ドラッグストアなどを、チェックすると比較的容易に購入できるかもしれません。
定価より1,000円ほど高い金額ですが、しばしばアマゾンでも竹鶴NVが販売されているので、こまめにのぞいてみるとよいでしょう。
抽選販売に応募する
酒販店やスーパー、ドラッグストアなどでは会員を対象に、抽選販売をおこなっています。
当選した場合、多くが店頭での引き渡しになるので、近所のショップでアプリやカードなどの会員になっておきましょう。
ウイスキーくじを購入する
定価での購入とは少し違いますが、入手困難なウイスキーが当たるウイスキーくじに挑戦するのもよいかもしれません。
あるショップでは竹鶴NVや竹鶴25年をそろえたくじを9,800円で販売、はずれでも7,480円相当のジャパニーズクラフトウイスキーが当たる仕組みです。
ふるさと納税を利用する
栃木県のある業者は、ふるさと納税の返礼品として海外流通品の竹鶴NVを用意しています。
寄附金額は4万円と少し高めですが、比較的現実的な金額かもしれません。
高値で取引されている竹鶴のボトル

ここからは、竹鶴シリーズで特に高い相場で取引されているボトルを紹介していきましょう。
中心になっているのは竹鶴35年など、特別版・限定版のものです。
取引相場は、オークションでの落札相場を参考にしています。
【竹鶴35年・旧ボトル】50万円程度~
高値で取引されている竹鶴35年の中でも、特に高い相場なのが2000年に販売された旧ボトルです。
ラベルの竹鶴の文字が黒一色なのが特徴で、シリアル番号が若いものは特に珍重されており、シリアル番号S-1のボトルには900万円近い値段が付きました。
【竹鶴35年・新ボトル】50万円程度
2001年以降に販売された竹鶴35年は、竹鶴の文字がゴールドです。
桐箱、外箱、しおりの3点がそろったものが完品になり、それ以外では取引価格が下がってしまいます。
【竹鶴21年ポートウッドフィニッシュ】5万円程度
2014年4月から、限定販売された竹鶴21年です。
余市モルトと宮城峡モルトをヴァッティングしたのちに、特別な樽で熟成させることで、通常の竹鶴21年にはない香味を持たせたボトルです。
ポートウッドとはポートワインの熟成に用いた樽のことで、スイートさとビターさをあわせ持つ香味に仕上がっています。
【竹鶴21年ノンチルフィルタード】5万円程度
2014年7月に、限定販売された竹鶴21年です。
ビン詰めの際に通常おこなわれる冷却ろ過をおこなっていないので、樽出ししたままの力強い香味が楽しめます。
【竹鶴21年マディラウッドフィニッシュ】10万円程度
2014年7月にヨーロッパ限定で、500本が出荷されたボトルです。
マディラワインを製造した樽で後熟されており、ほのかな苦みがアクセントになっています。
【竹鶴17年ノンチルフィルタード】数万円程度
2011年9月から、限定販売された竹鶴17年です。
上で紹介した21年ノンチルフィルタードと同様に、冷却ろ過をおこなっていないボトルです。
【竹鶴シェリーウッドフィニッシュ 】5万円程度
2013年に竹鶴NAと同時に発売された、限定生産のボトルです。
ヴァッティング後にシェリー樽で追加熟成し、非冷却ろ過で仕上げています。
通常のNAの黒ではなく、ボルドー色のラベルが特徴です。
【竹鶴グランデ】1万5,000円程度
2025年に免税店限定で販売された、竹鶴NVのバリエーションです。
プレスリリースによると、華やかな香りとフルーティな味わいを際立たせたボトルとのこと。
シルバーのラベルが新鮮です。
発売されて間もないので、現在は定価の1万4,520円程度で取引されていますが、本数が少ないことから、時間がたてば珍重されるかもしれません。
竹鶴25年を高く売るコツ

竹鶴25年を中心に、特別版・限定版の竹鶴35年など高値で取引されているボトルを見てきましたが、中にはコレクションを手放そうと考えている方もいることでしょう。
ここからは、竹鶴25年を高く売るコツを解説していきましょう。
お酒買取専門店を利用する
竹鶴25年など貴重なボトルを任せるなら、お酒買取専門店がおすすめです。
弊社サケウルでは、最新の相場や販売顧客の動向、自社の在庫などを総合的に判断して査定額を提示します。
近年では、お酒の買取もおこなうリサイクルショップも増えていますが、お酒に通じていないため、価値を見誤ったり弱気な査定額になったりしがちです。
ヤフオクやメルカリでは、竹鶴25年など高額なアイテムは売りづらいものですし、出品時や販売後の手間もかかります。
高額買取が期待でき手間もかからない、サケウルをご利用ください。
ほかのボトルもあわせてまかせる
竹鶴25年だけの査定よりも、ほかのボトルもあわせての方が高く買取できます。
一つではなく、持参いただいたボトルすべてでの粗利を計算したり、たくさんのボトルを一度に買取りたいと考えるからです。
竹鶴25年とあわせてコレクションすべての買取を、ぜひご検討ください。
まとめ
終売からしばらくたつ竹鶴25年は、2025年現在、定価では入手できないボトルです。
とはいえ、すぐに購入したい方にとって朗報なのは、販売相場が下がり気味なところでしょう。
ピーク時よりも、かなり入手しやすくなりました。
相場が下がり気味なのは、コレクションを手放そうと考えている方にとっては気がかりですが、定価で購入できたなら十分に高い値段で買取できます。
竹鶴25年を手放そうと考えている方は、弊社サケウルの無料査定を利用するなどタイミングを計り、高価買取を狙ってください。



