
投稿日:2025.07.28
2025年現在、竹鶴12年は定価で購入できません。
2014年の終売後にウイスキーブームが到来し、2025年現在、定価の10倍以上の価格で取引されています。
本稿では、竹鶴12年のバリエーションや販売価格の推移、少しでも安く購入する方法を解説しています。
また、竹鶴12年を持て余している方向けに、バリエーションも含めた買取相場も紹介。
ぜひ一読して、竹鶴12年の疑問を解決してください。
竹鶴12年の定価は2,450円(税別)

西暦2000年を記念して発売された竹鶴12年は、シリーズ最初のボトルです。
飲みやすいモルトウイスキーを目指して開発された、ピュアモルトウイスキーです。
定価(希望小売価格)や販売価格は2014年の終売までほぼ変わりませんでしたが、2011年にボトルの形状が大きく変化しています。
| 販売期間 | 特徴 | 定価 | 販売相場 |
| 2000~2011年 | 角ボトル | 2,450円 | 2,000円程度 |
| 2011~2014年 | 新ボトル | 2,450円(のちにオープンプライス) | 2,000円程度 |
竹鶴12年(角ボトル)
2000年に初登場した竹鶴12年は、この章最初の写真左側の角ばったボトルに収められており、口をふさぐ栓は木製です。
初登場時は660ml入りで、50ml入りのベビーボトルも販売されています。
竹鶴12年(新ボトル)
2011年に角ボトルから、写真右側のスタンダードな丸型ボトルに改められました。
最初は660ml入りで販売されましたが、のちに700mlになったほか、500ml、180ml、50ml入りのミニボトルやベビーボトルも販売されています。
竹鶴シリーズのバリエーション
発売直後の人気は今ほどではないものの、竹鶴12年は好意的に受け入れられました。
2000年には限定版・特別版の35年が、2001年には17年、21年、25年が販売され、竹鶴シリーズは充実していきます。
しかし、35年はほかの竹鶴シリーズと種類が変わります。
竹鶴12年などレギュラー販売のボトルがピュアモルトだったのに対して、35年はブレンデッドです。
しかし、竹鶴12年を構成する原酒が不足したのか2014年に終売になり、かわりに熟成年数の表記がない竹鶴NVが登場しています。
また、17年、21年、25年も2020年に終売になり、2025年現在、シリーズで販売されているのはNVのみです。
| ボトル名 | 販売期間 | 備考 | |
| 12年 | 2000~2014年 | ピュアモルト | |
| 17年 | 2001~2020年 | ピュアモルト | |
| 21年 | 2001~2020年 | ピュアモルト | |
| 25年 | 2001~2020年 | ピュアモルト | |
| 35年 | 2000~2011年 | 限定版・特別版 | ブレンデッド |
| NV | 2014年~ | ピュアモルト |
竹鶴シリーズのほとんどがピュアモルトウイスキー
35年以外の竹鶴はピュアモルトであり、近年人気が高いシングルモルトとは異なります。
両者の違いは原酒の構成です。
ピュアモルトは複数の蒸留所の原酒から構成されている一方で、シングルモルトは一つの蒸留所のモルト原酒で構成されているのです。
ニッカウヰスキーの銘柄に当てはめるなら、余市蒸留所と宮城峡蒸留所で造られたモルト原酒で構成されるピュアモルトウイスキーが竹鶴であり、それぞれの原酒だけで造られているシングルモルトウイスキーが余市と宮城峡です。
竹鶴35年はブレンデッドウイスキー
竹鶴35年は、モルト原酒とグレーン原酒で構成されるブレンデッドウイスキーであり、ブラックニッカやスーパーニッカ、フロンティアと同じ種類です。
竹鶴35年は35年以上の熟成を経た、余市蒸留所のモルト原酒と宮城峡蒸留所のモルト原酒とグレーン原酒で構成されています。
竹鶴35年は2000年から2011年まで、毎年700本から1,200本の数量限定で販売されました。
2000年に5万円だった定価は、2007年に7万円に引き上げられ、2008年以降はオープンプライスで販売されました。
竹鶴35年は2025年現在、50万円程度で取引されています。
竹鶴12の販売相場

竹鶴12年は2014年に、17年、21年、25年は2020年に終売になり2025年現在、いずれも定価での入手は困難です。
中でも早い時期に終売になった12年の入手は難しく、Webショップでの販売相場は驚きのものとなっています。
h3:竹鶴12年は2025年現在3万円程度~
竹鶴12年の2025年現在の販売価格はWebショップで3万円程度~で、ボトルの新旧による価格差はありません。
竹鶴12年の販売相場は、終売後しばらくは大きな変化はありませんでした。
しかし、Webショップを中心に2014年から2015年にかけて値段が上がりだし、1万円程度で販売されるようになりました。
ちょうど、銘柄の由来になった、ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴正孝と妻のリタがモデルのドラマ「マッサン」が放送されていたころです。
ドラマの放送が終わっても、竹鶴12年の販売相場は下がりません。
2018年には2万円、2020年には3万円を超え、2021年には5万円に迫るまでになりましたが、2025年現在の相場は少し落ち着き、3万円程度〜となっています。
竹鶴12年を定価で購入する方法はない
3万円程度までプレミアがついてしまった竹鶴12年だけに、2025年現在、定価の2,450円で購入する方法はありません。
一方で、12年の後継的存在の竹鶴NVなら入手困難とはいえ、抽選販売など定価で購入する方法はいくつかあります。
竹鶴12年とNVの入手の難しさの差は、製造が続いているかいないかの差です。
供給より需要が大きく上回っているとはいえ、製造が続いている竹鶴NVなら定価で入手できるチャンスはゼロではありませんし、12年のように販売相場が定価の10倍以上になることもありません。
竹鶴12年を安く購入する方法と注意点
終売した竹鶴12年を少しでも安く購入したい方は、ヤフオクやメルカリの利用をおすすめします。
楽天やアマゾンなど、Webショップでは3万円程度でのボトルが、タイミングがよければ1万円ほど安く購入できるでしょう。
ただし、安さにばかり気を取られていると、失敗しがちなのがヤフオクやメルカリです。
次の注意点を把握して、トラブルのないよう気を付けてください。
状態をよく見極める
安い価格で出品されているボトルには、何らかの問題があるものです。
具体的には箱がない、ラベルに汚れがある、栓を覆うフィルムが破れている、液面が低下しているなど。
狙っている竹鶴12年がどのような状態なのか、写真などでよく見極めた上での落札・購入が必要です。
出品者の情報をチェックする
質のよくない出品者の竹鶴12年を落札・購入してしまうと、ストレスを感じる取引になるでしょう。
具体的には代金を支払っても商品を送付されない、違った商品が送付されるなど。
出品者の情報や評価をよくチェックしたうえで、落札・購入してください。
おすすめは個人ではなく、お酒買取専門店など業者が出品している商品です。
容量を間違えない
竹鶴12年には700mlだけでなく、500ml、180ml、50mlと容量違いが多く存在しています。
誤って容量の少ないものを落札・購入しないよう、写真や説明文をしっかりチェックしてください。
ミニボトルやベビーボトルはサイズが違うだけで、見た目はそっくりに作られています。
安すぎるサイトは利用しない
ヤフオクやメルカリの利用から外れますが、近年、偽ショッピングサイトや詐欺サイトが問題になっています。
3万円程度で販売されているはずの竹鶴12年が50%オフ、といった言葉につられて現金を振り込んだのに、商品が送られてこないというものです。
サイトの作りが雑、日本語がおかしいなど、偽ショッピングサイトを見分けるのはそれほど難しくありませんが、過大な割引につられないよう注意してください。
竹鶴12年の買取相場とレアボトル

次の表は、竹鶴12年のレギュラーボトルとNVの買取相場です。
| 特徴・名称 | 定価 | 買取相場 |
| 角ボトル | 2,450円 | 1万数1,000円程度 |
| 新ボトル | 2,450円 | 1万数1,000円程度 |
| NV | 7,000円 | 5,000円程度 |
買取相場とは、どの程度の価格で買取ができるかという目安ですが、販売相場や定価(希望小売価格)とは意味が異なるので注意してください。
【買取相場】
弊社サケウルなど、買取業者が買取時の参考にするものです。
実際の買取価格は持ち込まれた本数や状態、在庫状況、購入希望者などの条件から、総合的に決まります。
【販売相場】
Webショップではどれくらいで販売されているかのデータで、本稿では2025年の価格ドットコムを参考にしています。
販売相場と買取相場に差があるのは、販売相場はWebショップが自由に決められる一方で、買取相場は実際の取引価格を元にしており、自由にならないからです。
Webショップの中には実際に売れるであろう価格ではなく、売れたらラッキーとばかりに高い価格を付けているところも見られます。
販売相場と買取相場は、全く別物であるところに注意してください。
【定価(希望小売価格)】
本稿では便宜上、定価という言葉を使っていますが、ウイスキーなどお酒に定価はありません。
メーカーが定価を決めることで小売店の競争を妨げ、消費者が不利益を被るからです。
かわりにメーカーは希望小売価格を定めており、小売店はこれに縛られることはありませんが、どれくらいの価格で流通していたかの参考になるでしょう。
竹鶴12年(角ボトル)
2000〜2011年まで販売されていた竹鶴12年(角ボトル)の買取相場は、1万数1,000円であり、新ボトルとの差はほとんどありません。
販売期間が10年以上で、製造されたボトル数が多いことが理由でしょう。
竹鶴12年(新ボトル)
2011~2014年まで販売されていた竹鶴12年(新ボトル)の買取相場も、1万数1,000円となっています。
レギュラーボトルは製造時期により660mlと700mlの2種類ですが、角ボトルと同様に買取相場の差はほぼありません。
竹鶴NV
入手困難とはいえ製造が続いていることもあり、買取相場は定価相応のものです。
12本入りカートンでの買取や、ほかの竹鶴と合わせての買取など、条件次第で相場以上での買取が狙えます。
竹鶴12年のレアボトルの買取相場
竹鶴12年にはレギュラーで販売されていた角ボトルや新ボトル以外に、限定版・特別版がいくつか存在しています。
| 名称 | 発売年 | 定価 | 買取相場 |
| シェリーウッドフィニッシュ | 2011年 | 非売品 | 5万円程度 |
| 東京スカイツリーラベル | 2012年 | オープンプライス | 1万数1,000円程度 |
竹鶴12年・シェリーウッドフィニッシュ
2011年の年末開催の「銀座×竹鶴ナイト」に参加した、200店舗限定で配布された非売品のボトルです。
通常の竹鶴12年と異なり、後熟にペドロヒメネスシェリー樽を使用した特別なボトルということで、買取相場は高騰しています。
後熟は原酒をヴァッティングやブレンディングしたのちに、改めて樽に詰めて寝かす工程です。
ウイスキーに新たな香味を加え、原酒同士を馴染ませる効果が見込めます。
竹鶴12年・東京スカイツリーラベル
2012年の東京スカイツリーの開業に合わせて、数量限定で出荷された特別なラベルの竹鶴12年です。
とはいえ1万箱、12万本と相当数出荷されていることから、買取相場は通常の竹鶴12年と変わりません。
まとめ
竹鶴12年は、定価で購入できないお酒です。
2014年の終売以来、販売価格は上がり続けており、2025年現在3万円程度が相場です。
少しでも安く入手したい方は、ヤフオクやメルカリの利用を検討してみるとよいでしょう。
また、竹鶴12年を持っている方で、これからも飲む予定がない方はチャンスです。
販売価格と同様に買取相場も上昇し、定価を大きく上回る価格で買取られています。
竹鶴12年を持て余している方に、おすすめは弊社サケウルなど、お酒買取専門店の利用です。
メリットは、ヤフオクやメルカリの利用よりも安心で手軽、場合によっては相場を上回っての買取も可能なところ。
まずは無料査定を利用して、竹鶴12年の買取相場を確認してみましょう。



