投稿日:2025.07.24

バランタイン12年は終売になり、しばらく経つボトルです。

しかし2025年現在、入手はそれほど難しくなく、定価の何倍も支払う必要もありません。

とはいえ、少しでも安く購入したい方も多いはず。

本稿では、かつてのバランタイン12年と同程度で購入できる代替ボトルや、安く購入する方法を紹介しています。

また、バランタイン12年の今後の値動きを、オールドボトルの買取価格から推測しています。

バランタイン12年の定価は3,080円(税別)

バランタイン12年は、2024年に終売になったボトルです。

定価(希望小売価格)は700ml入りで3,080円(税別)でした。

バランタイン12年の終売は、代理店のサントリーが輸入を取りやめたのが理由ではありません。

本国のWebサイトにも掲載されていないことから、製造自体が止まっていると考えられます。

バランタイン12年が終売した理由

バランタイン12年は低価格の割に美味しいと、評判だったボトルです。

終売がアナウンスされた際には、惜しむ声も数多く聞こえました。

ここからは、人気のボトルが終売になった理由を考えていきましょう。

原酒不足のため

バランタイン12年を造るには、12年以上熟成させたモルトやグレーンの原酒が必要です。

しかし、世界的なウイスキーブームで、十分に熟成させた原酒がたらなくなったと考えられています。

バランタイン12年のかわりに、熟成年数が短い10年が登場しています。

ラインナップ見直しのため

バランタインは低価格帯と高価格帯の充実に力を入れているので、その間の存在である12年をラインナップから外したとも考えられます。

バランタインのラインナップに変化が感じられるようになったのは、バランタイン7年が登場した2021年ごろです。

著名人やビデオゲームとコラボレーションしたファイネストや、アルコール度数の低いファイネストなど、低価格帯のラインナップが充実し始めました。

同時におこなわれたのが、高価格帯の充実です。

限定版・特別版の40年をマスタークラス・コレクションとして販売し、ブランドイメージの維持・上昇にも努めているのです。

マスタークラス・コレクションは、バランタインが創立200周年となる2027年までに、5本のリリースが予定されています。

ちなみに、2024年に発売された第2弾、ザ・ウェイティングの価格は日本円で約180万円でした。

バランタイン12年の現在の販売価格

バランタイン12年は2024年5月ごろまで定価を下回る2,200円で購入できましたが、終売がアナウンスされると値段が上がりました

価格ドットコムによると2025年現在の販売価格は3,200円程度〜ですが、Webショップでの販売価格は4,500円程度が中心です。

バランタイン12年を少しでも安く購入する方法

バランタイン12年を少しでも安く購入するなら、ヤフオクやメルカリの利用をおすすめします。

販売されているのは一度誰かの手に渡った2次流通品とはいえ、それはWebショップも同じですし、2,000円台での購入も難しくないでしょう。

とはいえ、ヤフオクやメルカリを利用する際には、出品者の評判やプロフィールをチェックして、トラブルに巻き込まれないようにしてください。

個人ではなく、実店舗を持つショップが出品しているものを購入すれば、トラブルは少ないはずです。

バランタイン12年の代替ボトル

バランタイン12年が終売になり、同じくらいの価格で代替ボトルを探している方も多いことでしょう。

ここからは香味に定評があり、バランタイン12年の定価だった3,080円くらいで購入できるボトルを紹介していきます。

とはいえ、バランタイン12年の販売価格だった2,200円は上回ってしまうことはご了承ください。

バランタイン10年

定価:2,990円(税別) 販売価格:2,600円程度〜

ボトル名定価販売価格
ファイネスト1,680円1,400円程度〜
7年2,540円2,100円程度〜
10年2,990円2,600円程度〜
17年1万1,880円8,300円程度〜
21年2万6,400円1万4,000円程度〜
30年10万5,600円3万4,000円程度〜

上の表は2025年現在の、バランタインのレギュラーラインナップですが、12年の代替としてバランタインが考えているのは10年であるとわかります。

バランタイン10年は12年が終売した2024年に、入れ替わるように登場しました。

香味は12年ほどの深みはないものの、軽やかさがあり傾向は似ていると評判です。

熟成年数が2年短くなっているにもかかわらず、定価や販売価格がそれほど変わらないのが残念ですが、値上げされたと考えれば我慢できるかもしれません。

シーバスリーガル12年

定価:5,040円(税別) 販売価格:2,600円程度〜

ウイスキーメーカーとしてバランタインに負けない歴史を持つ、シーバス・ブラザーズが手掛けるボトルで1891年に登場しています。

このボトルの大ヒットにより、ほかのメーカーも12年ものを手掛けるようになったので「12年もの=スタンダード」というイメージを作ったといえるでしょう。

ストレートでも飲みやすく、ハイボールでもおいしい香味は、長年愛されてきたボトルならではといえます。

香味の中心となるキーモルトは、ストラスアイラ蒸留所が製造しています。

ジョニーウォーカー・ブラックラベル

定価:希望小売価格なし 販売価格:3,000円程度〜

世界で最も知られているブレンデッドウイスキーの銘柄の一つです。

日本では昭和の中ごろまで高級酒の代名詞であり、物価がはるかに安かったころにもかかわらず定価は1万円だったとか。

現在は3,000円程度で購入できることに、時の流れを感じます。

ジョニーウォーカーは1820年ごろよりウイスキーを手掛けており、バランタインやシーバス・ブラザーズよりも長い歴史を持っています。

ブラックラベルはスモーキーさが少々強いものの、高い人気にふさわしい香味が楽しめるでしょう。

サントリー・リザーブ

定価:3,000円(税別) 販売価格:2,700円程度〜

1969年に登場したサントリーのロングセラーで、白州蒸留所のモルト原酒を中心に造られています。

ストレートやハイボール、ロックなど、さまざまな飲み方で楽しめる安定感が魅力であり、洗練された香味は高く評価されています。

もっと甘めのものが好みの方は、同価格帯のサントリー・オールドを試してみるのもよいでしょう。

バランタイン12年の買取相場は上がるのか

バランタイン12年の終売を聞いて、サントリー響12年をイメージした方も多いはずです。

響12年の定価は6,000円でしたが、2015年に終売になると販売価格が上がり、現在は5万1,000円程度〜となっています。

また、買取相場も数万円で定価を大きく上回るものです。

バランタイン12年でも同じことが起こるのか、過去に終売になったオールドボトルの買取相場から考えていきましょう。

バランタイン12年のオールドボトルと買取相場

バランタイン12年の買取相場は総じて安価です。

Webショップの中には、オールドボトルを数万円で販売しているところもあります。

しかし、ヤフオクやメルカリならその数分の1で購入できるので、実際にその値段で売れているかは疑問です。

ボトルの特徴製造年代買取相場
バランタイン12年1960年ごろ〜1980年代後半数1,000~1万円程度
ゴールドシール1960年ごろ〜1970年ごろ1980年代後半〜2000年代1,000~1万円程度
ロイヤルブルー1995~2011年5,000円程度
バランタイン12年・ブルー2000年前半~2024年数1,000円程度

バランタイン12年

バランタイン12年が登場したのは1960年ごろで、1980年代後半に後述するゴールドシールに統合されました。

買取相場は製造時期が古い赤青旗が1万円程度、青青旗は数1,000円程度です。

製造時期はラベルの紋章の、向かい合う馬が持っている旗の色で見分けます。

登場してから20年くらいは赤青旗が使われていましたが、1980年代後半になると青青旗に変更になりました。

バランタイン12年・ゴールドシール

ラベルの「Ballantaine’s」のロゴのすぐ下に「GOLD SEAL」と入っているボトルです。

ゴールドシールはバランタイン12年と同時期に上位ボトルとして登場し、しばらく併売されていました。

1970年代にいったん終売になり12年だけになりましたが、1980年代後半になると12年が終売になり、ゴールドシールだけが再登場しています。

ゴールドシールの買取相場は、通常の12年より厳選された原酒が使われていたにもかかわらず、通常の12年と変わりません。

赤青旗の紋章は製造年代が古く、1万円程度での買取が可能です。

バランタイン12年・ロイヤルブルー

1995年から2011年まで、日本限定で販売されていたボトルです。

水割り向けにブレンドされており、定価は5,000円とやや高め。

ボトルの形状もファイネストで使われているようなものではなく、やや台形になり高級感が演出されています。

買取相場は日本限定で製造本数が少ないことからか、ほかのバランタイン12年よりは高めです。

バランタイン12年・2024年終売

2000年代にゴールドボトルに代わって登場したボトルで、ラベルが青いことからバランタイン12年・ブルーとも呼ばれています。

登場したころは、現在バランタイン17年で使われているような丸いボトル入りでしたが、後に四角いボトルに変更され、2024年に終売となりました。

買取相場は数1,000円程度であり、定価を上回るかは微妙なところです。

バランタイン12年のバリエーションと買取相場

バランタイン12年には免税店限定販売など、さまざまなバリエーションがありましたが、ここからは販売時期が近年のものを取り上げます。

次の2つに共通するのは、グレーン原酒がブレンドされていないところで、モルトウイスキーブームを反映したものとなっています。

ボトルの特徴製造年代買取相場
ブレンデッドモルト12年2010年代数1,000円程度
グレンバーギー12年2023年〜数1,000円程度

バランタイン・ブレンデッドモルト12年

通常の12年と異なりグレーン原酒はブレンドされず、複数の蒸留所で造られたモルト原酒をヴァッティングしたボトルです。

2010年代に並行輸入で販売されていましたが、初期のボトルにはピュアモルト表記のものもありました。

買取相場は販売価格と変わらない、数1,000円程度となっています。

バランタイン・グレンバーギー12年

バランタインは数10のモルト原酒とグレーン原酒から構成されていますが、中でも重要な役割を担う原酒はキーモルトと呼ばれています。

キーモルトの一つ、グレンバーギーを、自社ブランドで販売し始めたのは2023年です。

12年、15年、18年の3種類が販売されており、定価は6,050円、9,240円、1万5,900円となっています。

スコットランド・スペイサイドにあるグレンバーギーは、1810年ごろに創業した長い歴史を持つ蒸留所。2005年よりバランタインを傘下に持つ、ペルノ・リカール社により経営されています。

バランタイン12年の買取相場が今一つな理由

バランタイン12年の買取相場は総じて今一つであり、同じく終売になったブレンデッドウイスキー・サントリー響12年とは大きな差があります。

主な理由として考えられるのは、製造本数の大きな差です。

バランタインは1910年ごろからスコットランドだけでなく、アメリカなど海外市場に進出するために、製造体制を整えていました。

一方でサントリーが、海外でも売れるようになったのは21世紀になってからであり、増産体制を整えたのは2020年代です。

つまり、日本国内での流通を主に考えていたころのサントリー響12年よりも、バランタイン12年ははるかに数が多いため、高値で取引されていないのです。

今後の買取相場がどうなるかはわからないものの、バランタイン12年の製造本数が多いことはおぼえておきましょう。

まとめ

バランタイン12年は終売後も、当時の定価を大きく上回ることなく販売されているボトルです。

2025年現在、買取相場もそれほどではありませんが今後の値動きは不明ですし、ほかのボトルとまとめの査定で、相場を上回る額での買取も可能です。

弊社サケウルでは12年など、バランタインのボトルを高価買取しています。

ファイネストなど比較的安価なものから、30年など高価なものまで大歓迎なので、まずは無料査定をお試しください。

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