
投稿日:2025.07.09
ここ数年、サントリー響21年を店頭で見かけることはありませんし、Webショップでの販売価格もまちまちです。
そのため、定価がどれくらいかわからなくなっている方も多いのではないでしょうか。。
本稿では響21年の定価や急激に値上がりした理由、定価での購入方法を解説しています。
また、響21年をすでにお持ちの方は、手放したらいくらになるか、気になっているかもしれません。
レギュラーボトルやオールドボトル、バリエーションの買取相場についても解説しています。
サントリー響21年の定価は5万5,000円(税別)

| 〜2022年4月 | 2022年4月〜 | 2024年4月〜 |
| 2万5,000円 | 3万2,000円 | 5万5,000円 |
サントリー響21年は2022年と2024年に値上げされた結果、定価は5万5,500円(税別)になりました。
1994年に登場したときの定価は2万円台だったので、2022年まで変化がなさすぎたともいえますが、急激な値上げに悲鳴をあげたファンも多いことでしょう。
サントリー響とは
サントリー響は国産ブレンデッドウイスキーの最高峰として、1989年に登場しています。
熟成年数表記のないNVとしての登場でしたが、21年が登場した1994年に17年の表記になり、レギュラーラインナップを増やしつつ現在に至りました。
さまざまな特別版・限定版が販売されていますが、2025年5月には国産ウイスキー最高額の定価400万円の響40年が100本限定で発売され、大きな話題になっています。
響21年とは
レギュラーラインナップでは17年に次ぐ長い歴史を持ち、30年に次ぐ長期熟成品が響21年です。
山崎蒸留所で製造され、シェリー樽での21年以上の熟成を経た原酒を中心に構成されており、知多蒸留所の長期熟成グレーン原酒がブレンドされています。
著名なウイスキーコンテストで何度も最高賞を獲得したほか、2016年には伊勢志摩サミットで各国首脳に供されており、日本を代表するボトルと言ってよいでしょう。
響21年が値上げされた理由
2022年4月以前と比較して響21年の定価が倍以上になったのは、原材料費や物流コストの上昇、原酒不足そしてサントリーの設備投資が理由です。
【原材料費・物流コストの上昇のため】
近年の物価の上昇は、円安傾向や燃料・原材料価格の高騰、人件費の上昇などによるものですが、響21年が値上げされたのも同様の理由です。
【原酒不足のため】
響21年の製造には21年以上熟成された原酒が必要ですが、ウイスキー人気により、それらが不足しています。
長期間の熟成が必要になり、需要に応じて増産できないのが、ウイスキー製造の難しさです。
値上げすることで、需要と供給のバランスを取る狙いもあるのでしょう。
【設備投資のため】
増産とあわせて品質向上のための設備投資も、響21年が値上げされた理由です。
たとえば山崎蒸留所と白州蒸留所は2023年にリニューアルしましたが、これも設備投資の一貫です。
響21年を定価で入手する方法

2025年時点での最安値は価格ドットコムによると6万500円となっており、7万円台中盤や9万円近い価格での販売も珍しくはありません。
新品をすぐに入手するなら定価では難しいのが現状ですが、方法がないわけではありません。
2次流通品を狙う
メルカリやヤフオクなら響21年を定価や、定価をやや下回る価格で入手できます。
メリットは時間がかからないところや比較的安価なところですが、デメリットは2次通品というところ。
いったん誰かが購入したものであり、未開栓であっても厳密には新品ではないところです。
安価なものの中には箱がない、ラベルにダメージがあるというものが含まれているので、写真などでの状態の確認が必要です。
【小分けやミニボトルに注意】
メルカリやヤフオクでの購入で注意したいのは、700ml入のボトルと勘違いして小分けにしたものやミニボトルを購入してしまうケースです。
安価な響21年を見つけたと思ったら、お試し用に小分けしたものだったり、50ml入の小さなボトルというのはよくあること。
価格だけに惑わされてしまわないよう、注意してください。
抽選販売を狙う
デパートや大型ドラッグストア、酒販店では、しばしば響21年を抽選で販売しています。
新品を定価で入手できるのがメリットですが、すぐに入手できないことや、必ず入手できるわけではないことがデメリットです。
応募には販売店のカード会員になるなど条件が設けられていることや、ホームページなどでの告知に気づく必要があるのもデメリットかもしれません。
抱き合わせ販売や福袋・くじを狙う
ショップによっては、響21年を抱き合わせで販売しています。
定価に近い価格で購入できるので、ほかの銘柄とあわせて楽しみたい方におすすめです。
また、響21年入り福袋やくじも販売されています。
ショップによっては数1,000円と非常に安価ですが、もちろん必ず当たるわけではありません。
当たるかもしれないというドキドキ感がお好きな方は、試してみるのもよいでしょう。
定価で入手した響21年を高く売る方法

響21年を定価で入手できても、実はそれほど高く売れません。
新品が6万円程度で販売されていたり、2次流通品なら定価以下で販売されていることもあるのが理由です。
とはいえ、2022年4月以前の定価で購入したものなら、うまく売れば数万円の臨時収入が期待できそう。
ここからは、響21年を高く売る方法について見ていきましょう。
お酒専門の買取ショップを利用する
おすすめは弊社サケウル、などお酒専門の買取ショップを利用する方法です。
その場で現金が受け取れ、写真撮影など手間がかからないのが主なメリット。
加えてサケウルでは査定無料、出張買取、独自のノウハウや買取相場といった、当店ならではの特徴も備えています。
メルカリやヤフオクを利用する
タイミング次第で高く売れる可能性がある一方で、デメリットも大きい方法です。
アカウントの作成、写真撮影、文章作成、お客さんとのやりとりなどの手間がかかるだけでなく、取引成立後もクレームの可能性があり安心できません。
特に酒類は配送中の破損が起こりがちなので、厳重に梱包する必要があります。
近所のリサイクルショップを利用する
近年では、多くのリサイクルショップも酒類の買取をおこなっているので、適当なところがあれば近場を利用するのもよいでしょう。
とはいえ、怖いのが不慣れなアイテムだけに、安い価格しか提示してもらえないこと。
信頼できるショップか、酒類の買取実績は豊富かなど事前のリサーチや、査定結果が妥当かの判断に、ほかのショップとの比較検討が必要です。
響21年のバリエーション

楽天などでサントリー響21年と検索すると、いくつものバリエーションがあることや、価格の幅が広いことに気づくでしょう。
ここからは、響21年のバリエーションと買取相場について解説していきますが、相場は2025年のものであることや、変動することに注意してください。
貴重な響21年を手放す前には弊社サケウルなどに問い合わせ、最新の相場をチェックしましょう。
響21年旧ボトル
旧ボトルと現行ボトルの切り替えは2007年ごろにおこなわれており、旧ボトルの方が1万円ほど高く取引されています。
現行ボトルと旧ボトルは双方黒いラベルなので一見すると同じに見えますが、ポイントに注目すれば見分けるのは、それほど難しくありません。
主なポイントは次の通りです。
- デジタル響マークあり
- 裏ラベルがゴールド、金ぶち
- キャップトップが金
【デジタル響マークあり】
デジタル響マークとは1990年から使用している、響の文字をもとにデザインされたサントリーのマークです。
デジタル響は1990年代の流通品に付いているもので、それ以前に用いられていた向獅子マークと呼ばれる紋章とあわせて、貴重なボトルの目印といえるでしょう。
ドットで構成されている見た目からデジタル響と呼ばれていますが、公式の呼称ではなく、響のボトルだけに用いられているものでもありません。
【裏ラベルがゴールド、金ぶち】
響21年を表すラベルの反対側に貼られた裏ラベルのデザインが、旧ボトルと現行ボトルでは異なります。
現行の黒一色に対して、旧ボトルはゴールドもしくは金ぶち入りの黒ラベルです。
【キャップトップが金】
現行ボトルのキャップの上に用いられるメダルは、黒字に金色の響の文字がデザインされたものですが、旧ボトルでは金一色です。
旧ボトルのキャップトップには、響の文字ではなく先述のデジタル響マークがあしらわれています。
ほかには、ラベルの下部にシリアルナンバー入り、現行の化粧箱よりボリュームがありフタ付きというのも響21年の旧ボトルの見分け方です。
お手元の響21年が、より貴重な旧ボトルかチェックしてみましょう。
スペシャルボトルコレクション
サントリースペシャルボトルコレクションは特製ボトル入の高級ウイスキーで、1992年から2008年まで毎年数量限定で販売されていました。
それまでの特製ウイスキーや山崎、白州に代わり、2001年から2008年まで響21年が詰められました。
九谷焼と有田焼の2種類のボトルが毎年用意され、定価はすべて3万円、容量は600mlです。
サントリースペシャルボトルコレクションの買取相場は、10〜20万円となっています。
2001年の九谷焼・古九谷風駿馬文瓶や、2002年の九谷焼・古九谷風花鳥図などが特に高価ですが、すべてのボトルの買取相場は「サントリー響・スペシャルボトルコレクションの種類」をご覧ください。
サントリー響21年・意匠ボトル
意匠ボトルとは海外の方向けに、免税店限定で販売されたボトルです。
描かれた日本を強く思わせる図柄の美しさと、国内販売がなかったことから高い人気となっています。
中でも評価が高いのは2014年に発売された響21年・富士風雲図で、手作業により表現された、繊細なグラデーションの赤富士が印象的です。
4,500本限定で販売されており数が少ないことから、高い買取相場になっています。
| 発売年 | ボトル名 | 買取相場 |
| 2014年 | 響21年・富士風雲図 | 20万円程度 |
| 2024年 | 響21年・花鳥風月 | 数万円程度 |
意匠ボトルはマスターズセレクトやジャパニーズハーモニー、17年といった響のほかのボトルにもあり、それぞれ高価買取が可能です。
ウイスキーづくり70周年記念・響21年
サントリーが1923年に山崎蒸留所を創設し、本格的なウイスキー製造を開始して70周年になることを記念して、1994年に発売された限定版・特別版の響21年です。
特徴はカガミクリスタル製のボトルに収められていることと、ラベルではなく金文字で70周年を祝するロゴがあしらわれていることです。
当時の定価は3万円でしたが、製造本数が限られていることから買取相場は50万円程度と非常に高額です。
| 発売年 | ボトル名 | 買取相場 |
| 1994年 | ウイスキーづくり70周年記念 | 50万円程度 |
響21年・100th Anniversary Edition
山崎蒸留所の創業100周年となる2023年を記念して、海外限定で販売されたのが響21年・100th Anniversary Editionです。
特徴は100周年記念のロゴ入りの木箱に収められていることや、ゴールドのラベルにパープルで21の文字がデザインされていること。
キーモルトには通常の21年に用いられているシェリー樽原酒ではなく、ミズナラ樽原酒が用いられています。
サントリーは創業100周年を記念してさまざまなボトルを販売しました。
響では国内向けにアニバーサリー・ブレンド、免税店向けにジャパニーズハーモニー・意匠ボトルを販売しています。
| 発売年 | ボトル名 | 買取相場 |
| 2014年 | 100th Anniversary Edition | 50万円程度 |
まとめ
響21年の定価は5万5,000円で入手が難しいとはいえ、定価で購入する方法はゼロではありません。
そのため、現行ボトルの買取相場は定価相応です。
一方、響21年のオールドボトルや限定版・特別版は高価買取が期待できます。
中でも2000年代に販売されたスペシャルボトルコレクションや、1994年に販売された70周年記念ボトルは、高い買取相場となっています。
弊社サケウルでは、響21年を高価買取いたします。
貴重な限定版・特別版はもちろん、現行のボトルも精一杯の買取金額でお応えするので、まずは無料査定をご利用ください。



