投稿日:2025.05.27

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大手メーカー、サントリーが製造・販売する「響17年」。
世界的なコンペティションで数々のタイトルを獲得し、”ブレンデッドウイスキーの最高峰”とも謳われる人気銘柄のひとつです。
響17年は、近年品薄状態が続いており、定価での購入が難しくなっています。
そこで今回は、響17年の定価や2025年5月現在の市場価格について解説していきます。
響17年の味わいや魅力についてはもちろん、購入方法までご紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね。
「響17年」とは?

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価格について見ていく前に、まずは響17年がどのようなお酒なのか確認しておきましょう。
「響17年」は、サントリーが製造・販売するブレンデッドウイスキー 「響」の中の一種です。
同シリーズには17年の他、
- 響21年
- 響30年
- 響12年
- 響 JAPANESE HARMONY
- 響 BLENDER’S CHOICE
などいくつか種類がありますが、1番最初に製造・販売されたのがこの「響17年」です。
響17年は、17年以上熟成された30数種のモルト原酒と、17年以上熟成されたグレーン原酒数種をブレンドし、長期熟成と後熟によって奥深い味わいと香りを実現しています。
深く豪華なハーモニー、やや濃い琥珀色、バラ、ジャスミン、桃やメロンを思わせる華やかでフルーティーな香り、そしてカスタードクリーム、キャラメルのほのかな甘さが特徴です。
軽快かつなめらかで、豊かな余韻が感じられます。
現在は十分な原酒を確保できないことから販売休止となっており、希少価値が高く、コレクターにも非常に人気のある銘柄です。
響17年が生まれた背景
響17年が誕生したのは、1989年(平成元年)のことです。
サントリーの創業者兼初代マスターブレンダー鳥井信治郎氏の次男、佐治敬三氏(母方の縁者と養子縁組しており苗字が異なる)の手によって生み出されました。
当時、2代目マスターブレンダーを務めていた佐治氏は、チーフブレンダーである稲富孝一氏に”創業90周年を記念して、サントリーの技術を集結した傑作を世に出したい”と告げます。
稲富氏は、サントリーの企業理念”人と自然と響き合う”を元に、同社が保有する山崎蒸留所、白州蒸留所、知多蒸留所の原酒を厳選。
そして、30種を超えるモルト原酒と数種のグレーン原酒、17年以上の長い年月をかけて熟成された異なる原酒が組み合わさり、サントリーの集大成とも言える「響17年」が誕生しました。
その後、
- 1994年…「響21年」発売
- 1997年…「響30年」発売
- 2009年…「響12年」発売
- 2015年…「響 JAPANESE HARMONY」発売
- 2019年…「響 BLENDER’S CHOICE」発売
といったように、続々と響シリーズを展開していきます。
響シリーズと音楽の関係性
「響17年」を含む響シリーズは、実は音楽との関連性もあります。
響シリーズは、ドイツの作曲家ヨハネス・ブラームスが手掛けた「交響曲第1番第4楽章」をイメージして作られたとされており、その名称も、音楽的なハーモニー(響き)を表しているそうです。
「交響曲第1番第4楽章」は、弦楽器と木管楽器のやわらかい音色が調和し、ヴィオラの旋律が美しく響くのが特徴的な楽曲です。
この「交響曲第1番」は完成までに21年もの歳月を費やしたと言われており、17年、21年、30年と長い年月をかけて作りあげられた響シリーズとも重なる部分があります。
響17年の受賞歴
響17年は数多くのコンペティションで賞を獲得しています。
- 2005年…SWSC(※1)金賞受賞
- 2007年…IWSC(※2)金賞「ベスト・イン・クラス」受賞
- 2009年…ISC(※3)金賞受賞
- 2012年…ISC金賞受賞
- 2013年…ISC金賞受賞
- 2016年…ISC金賞受賞
参考:サントリー響|受賞歴
※1:サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション
※2:インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション
※3:インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ
これらの受賞をきっかけに世界的に注目を浴びるようになり、響17年の人気はさらに増すこととなりました。
響17年(700ml)の定価、現在の市場価格

基本情報の次は、響17年(700ml)の価格について見ていきましょう。
響17年の定価は、現在税込で1万3,200円です。
この価格は2015年4月1日に改定されたもので、販売当初の税込1万300円から20%程度値上がりしていることになります。
過去2年〜現在までの市場価格の推移は以下のとおりです。
| 響17年(700ml)の価格推移 | |
|---|---|
| 2023年7月 | 9万6,852円 |
| 2023年9月 | 12万8,489円 |
| 2023年11月 | 11万3,449円 |
| 2024年1月 | 8万594円 |
| 2024年3月 | 9万2,000円 |
| 2024年5月 | 8万8,900円 |
| 2024年7月 | 8万5,900円 |
| 2024年9月 | 9万6,593円 |
| 2024年11月 | 9万6,593円 |
| 2025年1月 | 8万9,250円 |
| 2025年3月 | 10万3,615円 |
| 2025年5月 | 8万6,315円 |
※価格ドットコムより引用
※価格はすべて税込
現在、響17年は販売休止となっているため品薄状態となっており、ここ数年は定価の8〜9倍程度の価格で取り引きされている状況です。
響17年のミニボトル、旧ボトル、限定ボトルの価格は?
響17年には、通常ボトルの他に50ml、180mlのミニボトルや、17年表記される前の旧ボトル、特別ボトルに詰められた限定品のボトルのようにいくつか種類があります。
それぞれの現在の価格は以下を参考にしてください。
響17年 ミニボトル(50ml)

画像出典:Amazon
「響17年」を50mlにしたミニチュアサイズのボトルです。
少量試したい方や、ギフトや記念品として購入する方など、さまざまなニーズに応えるために販売されました。
長期間の品薄状態から、現在はこのミニボトルにも1万2,000円以上のプレミア価格が付けられています。
響17年 ミニボトル(180ml)

画像出典:メルカリ
50mlと同様の理由で販売された響17年の180ml。
現在市場では4万円〜となっており、こちらもプレミア価格での取り引きとなっています。
響17年 旧ボトル(写真左700ml、写真右750ml)

画像出典:伏見蒸留館
響17年には、いくつか旧ボトルが存在します。
販売当初は現在のように「17年」と年数を表記しておらず、「サントリーウイスキー響」として販売していました。
現在のように「17年」と表記されるようになったのは2001年のことです。
また、1989年〜1991年までは金色のキャップ、通常750mlでの販売となっており、1991年からは通常ボトルが700mlへと容量が変更され、キャップもクリスタルへと変更されていきます。
販売当初から2007年までは背面のラベルが金色になっていたため、現在は「裏ゴールドラベル」と呼ばれ区別されています。
ちなみに、1994年〜2007年までは、贈答用にラベルがすべて金色で容量も750mlとなった「ゴールドラベル」と呼ばれる特別仕様のボトルも販売されていました。
さらに、
- 2001年〜2002年…ボトルネックに住所、容量などの表記あり(紐付き)
- 2003年〜2005年…ボトルネックに住所、容量などの表記あり(紐なし)
- 2005年~2007年…住所、容量などは背面に記載
など、年代によって細かな違いもあります。
その後2007年からはラベルの「デジタル響」と呼ばれるエンブレムが消され、2010年からは現在のようにラベルに「HIBIKI」と表記されるようになりました。
どの旧ボトルも販売期間が短いため希少なボトルとして取り引きされており、平均して8万〜12万円前後のプレミア価格となっています。
響17年 意匠ボトル(700ml)

画像出典:楽天市場
見た目が華やかな「響17年 意匠ボトル」は、免税店限定商品で販売された、日本の伝統を表しデザインされたボトルです。
画像にもある花鳥風月ボトル以外にも、鳳凰ボトルや武蔵野図屏風のボトルなども過去に販売されています。
なお、どのボトルも数千本と販売数が限られているので、通常ボトルはもちろん、旧ボトルよりもさらに希少なものです。
デザインによって異なりますが、現在の市場価格は40万〜50万円が平均となっており、中には100万円を超える高値が付けられているものも存在しています。
「響17年」の価格高騰の理由

価格推移でもあったように、現在「響17年」は定価での購入は非常に困難な状態となっています。
では、一体なぜここまで価格が高騰してしまったのでしょうか?
世界的なジャパニーズウイスキーブームによる需要の増加
その理由のひとつに、近年のジャパニーズウイスキーブームがあります。
響17年に限ったことではありませんが、2000年代以降、ジャパニーズウイスキーは世界的なコンペティションにて数々の賞を獲得し始めます。
これをきっかけに世界中からその品質や味わいを認められ、それに伴い需要も高まっていきました。
また、日本国内においても、ハイボールが流行ったことで20代〜30代の若者を中心にウイスキーが浸透していきます。
ウイスキーの製造には長い年月が必要となるため、この2つの要因による大幅な需要の増加に、原酒の生産が間に合わず、原酒不足となっていったのです。
原酒不足が原因で2018年9月に販売休止へ
響17年も例に漏れず、世界的なウイスキーブームの影響を受け原酒不足に陥ります。
そして安定した供給が難しくなってしまい、2018年9月に販売休止せざるを得なくなってしまったのです。
販売当初〜2015年頃までは定価に近い価格で取り引きされていましたが、販売休止が発表された2018年を皮切りに、一気に5万円を超えるプレミア価格に。
そこから定期的に変動はあるものの、現在は9万前後の価格に落ち着いています。
バイヤーや投資家からも注目を浴びる
響17年は、ウイスキー好きからのみ買い求められているわけではありません。
創業90周年を記念して販売されたという背景や、販売休止による希少性、世界的に認められる品質の高さから転売目的のバイヤーや投資家からも広く注目を浴びています。
現時点で販売再開の見通しは立っておらず、今後も物価の高騰が考えられる点から、さらなる価格高騰が予想されるでしょう。
響17年はどこで購入できる?

最後に、響17年が現在どこで入手できるのかご紹介いたします。
必ず購入できるというわけではありませんが、購入時の参考になれば幸いです。
ネット販売
現在、もっとも早く響17年を購入できる方法が楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングといった大手サイトの活用です。
価格は8万円〜と高値ですが、販売しているショップも多いため、すぐにでも手に入れたい!という方にはおすすめできる方法です。
なお、大手サイトでは「ウイスキーくじ」と呼ばれるくじ引きが行われていることも多く、もし当たればお得に響17年を手に入れる最大のチャンスとなります。
ただし、中には悪質な業者も紛れており、入手経路が確かでないショップでの購入は偽物である可能性が高いためご注意ください。
口コミや店舗情報などで信頼できるショップか見極め、そこから適正価格かどうか比較し購入しましょう。
フリマやネットオークション
響17年はメルカリ、Yahoo!オークションなどの大手フリマアプリ、ネットオークションでも頻繁に取り引きされています。
価格はピンキリですが、値段交渉できる場合もありますので、場合によってはお得に購入できる可能性もあります。
ただし、フリマやネットオークションの場合はネット販売よりも入手経路が明確でないことも多く、ネット販売と同様に偽物が紛れている恐れも。
割り切って購入できるのであれば問題ありませんが、できるだけ利用しないのが賢明かもしれません。
酒屋やスーパーなどの実店舗
響17年は、酒屋や大手スーパーなどの実店舗で販売されることもあります。
実店舗で偽物が出回ることはまずないので、もっとも安心して購入できる方法と言えるのではないでしょうか。
しかし、現状は販売休止による品薄状態が続いているため、店舗に入荷されることは非常に稀です。
また価格についても、ネット販売やオークションに比べれば安価な傾向にありますが、市場価格と同様に高騰している場合がほとんどでしょう。
店舗によって販売価格は異なりますので、現在の市場価格と見比べ、少しでもお得と感じたら購入するのがおすすめです。
まとめ

画像出典:Amazon
今回は「響17年」の定価や、現在の市場価格について解説いたしました。
響17年は、サントリーの技術の結晶、言わば最高傑作とも言えるブレンデッドウイスキーです。
2018年に販売休止されたことをきっかけに市場ではプレミア価格となっており、今後も価格の高騰が予想されます。
もしも少しでもお得に購入できる機会がありましたら、購入してみてはいかがでしょうか。
弊社「サケウル」では、響17年をはじめ、さまざまなウイスキーを買取しています。
中でも響17年は、買取市場でも大変人気な銘柄のひとつです。
希少性の高い旧ボトル、限定ボトルなどは価値に見合った価格にて買い取らせていただきます。
もちろん、査定のみのご利用も大歓迎です。どなたでもお気軽にご相談くださいませ。



