
投稿日:2025.04.23
サントリー響は人気の高さから、まず店頭で見かけることはありません。
見かけるとするならインターネットですが、たいてい定価を上回る販売価格がついています。
この記事では、サントリー響のレギュラーラインナップの、2025年時点の定価や販売開始からの定価の移り変わりを紹介しています。
あわせて定価で購入する方法やボトルの変遷も紹介しており、サントリー響を試してみたい方や、買取を検討している方に役立つ内容になっています。
サントリー響の定価(すべて700ml)
次の表は、2025年時点でのサントリー響のレギュラーラインナップや、終売になった12年や17年が店頭に並んでいたころの定価をまとめたものです。
定価の移り変わりや、それぞれの特徴を見ていきましょう。
| ボトル名 | 定価(税抜) | 発売年 | 終売年 |
| 響ジャパニーズ・ハーモニー(JH) | 7,500円 | 2015年 | |
| 響ブレンダーズ・チョイス(BC) | 1万5,000円 | 2018年 | |
| 響12年 | 6,000円(終売) | 2009年 | 2015年 |
| 響17年 | 1万2,000円(終売) | 1989年 | 2018年 |
| 響21年 | 5万5,000円 | 1994年 | |
| 響30年 | 36万円 | 1997年 |
サントリー響JH(ジャパニーズ・ハーモニー) 定価:7,500円
響JHが登場したのは2015年、それまでの12年の終売にともない、新たなスタンダードボトルとなりました。
スタンダードボトルとはラインナップされている中で、もっとも手ごろなもののことです。
サントリー響は山崎と白州の蒸留所のモルトウイスキーと、知多蒸留所のグレーンウイスキーが組み合わされたブレンデッドウイスキーです。
響12年は、最低12年の熟成を経た原酒で構成されていましたが、JHには12年に満たない、若い原酒も含まれており、熟成年表記のないノンヴィンテージ(NV)になりました。
しかし、響らしい洗練された味わいや香り、まろやかさは変わらないと評判です。
JHが発売された当初、定価は4,000円で12年の終売時と同じでした。
何度かの値上げののちに、2024年に現在の7,500円に引き上げられています。
サントリー響BC(ブレンダーズ・チョイス) 定価:1万5,000円
響BCの発売は2018年で、同じ年に終売になった17年の跡を継いだ形です。
NVですが、JHを構成している原酒より、熟成が進んだもので構成されています。
飲食店専売ボトルとして扱われており、外食時に楽しめる特別なウイスキーと位置づけられています。
店頭での販売はありませんが、かつてはサントリー公式ECを通じて購入できましたし、ネット通販でもしばしば見かけます。
登場したころの定価は17年の終売時の定価と同じ1万2,000円でしたが、のちに値上げされて1万5,000円となりました。
サントリー響21年 定価:5万5,000円
響21年は、当時のレギュラーボトル・17年よりリッチなウイスキーという位置づけで、1994年に登場しています。
ブラックのラベルにゴールドの文字があしらわれており、いかにも高級品というイメージです。
響21年はコンテストで特に高く評価され、最高賞を複数回獲得しています。
ジャパニーズウイスキーのブランド力向上にも、大きな役割を果たしたといえるでしょう。
登場したころの定価は2万円台でしたが、何度もの値上げを経て、現在は5万5,000円となっています。
サントリー響30年 定価:36万円
響30年は現在のレギュラーラインナップの最高峰です。
30年以上の熟成に耐えた希少な原酒を組み合わせており、年間2,000本しか製造できないそう。
一見すると、ほかと同じ12面体のボトルに収められているようですが、実はクリスタルガラス製であり、ゴールドのラベルが格の違いを主張しています。
登場したころは8万円の定価で話題になった響30年は、もっとも値上がり率が高いボトルです。
2024年の価格改正で16万円から36万円と大幅に引き上げられ、サントリー山崎や白州の25年とならぶ超高級ボトルとなりました。
サントリー響12年(終売品)
響12年は2009年に登場した、かつてのスタンダードボトルです。
響17年より手ごろで、サントリー・ローヤルなどほかのブレンデッドウイスキーよりも高級という位置づけでした。
発売当時の定価は6,000円で終売になるまで変わらず、もっとも手ごろな響であるスタンダードボトルはJHに引き継がれています。
サントリー響17年(終売品)
響17年はサントリー創業90周年を記念して、1989年に発売された元祖的存在です。
国産ブレンデッドウイスキーの最高峰を目指して造られており、響シリーズ通じてのアイコンである12面体のボトルが初めて採用されました。
当時のラベルには熟成年数の表記はありませんが、17年以上熟成された原酒から造られています。
容量は750mlで、ビンの口にはゴールドのキャップがあしらわれていました。
のちに容量は700mlに改められて、キャップはガラス製になり、ラベルに17年の表記がみられるようになったのは2001年ごろです。
発売当時の定価は、当時のサントリーの高級ブレンデッドウイスキー・ローヤルを大きく上回る1万円でした。
バブル景気に湧いていたこともあり贈答用を中心に大いに売れ、響の名前も高まりました。
2018年の終売時の定価は1万2,000円で、同等のボトルとしてBCが登場しています。
【高価買取が期待できるサントリー響】
かつて、響17年は贈答品としてよく用いられており、古いボトルが家にあるという方もいるでしょう。
1990年ごろに発売されていた響はオールドボトルとして評価されており、数万円の買取が期待できます。
ラベルに熟成年数の表記がない、750ml入り、ゴールドキャップ以外の特徴は、ビンの首に「響」のメダルがあしらわれている、金色のラベルが瓶の裏側に用いられているなど。
現在では見られなくなった立派な箱に収められているでしょう。
あわせて12年や17年は、現在入手が難しいことから、高価買取が可能です。
持てあましているお酒がある方は、弊社「サケウル」にご相談ください。
【30年より希少な特別版・限定版】
2025年には響40年が限定100本・定価440万円で発売されましたが、それ以外にも特別版・限定版が多いのが響です。
よく知られているのが、しばしば販売されていた響35年でしょう。
2002年・今右衛門、2007年・徳田八十吉、2012年・境田柿右衛門と人間国宝がデキャンタを手掛けていることや限定150本という希少性、100万円という定価で大いに話題になりました。
2016年の響35年には有田焼と九谷焼ふたつのデキャンタが用意され、それぞれ150本とやや購入しやすくなりましたが、それでも定価は70万円でした。
35年に限らず、サントリー響の特別版・限定版をお持ちなら、査定だけでも「サケウル」をご利用ください。
【希少な意匠ボトル】
サントリー響にはさまざまな特別版・限定版がありますが、意匠ボトルシリーズは凝ったデザインや美しさで知られています。
日本的なデザインがほどこされた意匠ボトルは、海外からの旅行者向けに免税店で販売されたもので、国内でも高い人気となりました。
たとえば響12年の意匠ボトル・花鳥風月が発売されたのは2015年。
当時の定価は3万円ほどでしたが、現在の買取価格は10万円を上回ります。
意匠ボトルにはさまざまなバリエーションがあり、いずれも定価を大きく上回る価格で取引されているほか、空ビンだけでも買取可能です。
サントリー響の販売価格
次の表は、2025年時点でのサントリー響の販売価格です。
現行のラインナップは「価格ドットコム」を、それ以外は「楽天市場」を参考にしています。
| ボトル名 | 定価(税抜) | 販売価格(価格ドットコム) |
| 響ジャパニーズ・ハーモニー(JH) | 7,500円 | 1万2,000円~ |
| 響ブレンダーズ・チョイス(BC) | 1万5,000円 | 1万5,000円~ |
| 響12年 | 6,000円(終売) | 5万1,000円~(楽天市場) |
| 響17年 | 1万2,000円(終売) | 6万5,000円~(楽天市場) |
| 響21年 | 5万5,000円 | 7万6,000円~ |
| 響30年 | 36万円 | 61万円~ |
定価以上で販売されている物がほとんどの中で、注目は響ブレンダーズ・チョイスです。
定価と販売価格がほぼ変わらないのは、一度試してみたいという方にとって耳寄りな話でしょう。
この原稿を書いているタイミングだけの現象という可能性はありますが、サントリー響を定価で購入したい方にとって、BCはねらい目かもしれません。
定価・販売価格・買取価格の違い
- 定価:メーカー小売価格
- 販売価格:ショップで販売されている価格
- 買取価格:ショップが買取る価格
混同されがちですが、3つの価格はまったく違うものです。
定価はメーカーが決めたものですが、ショップは必ずしも定価にしたがう必要はありません。
販売価格は実際にショップで売られている金額です。
サントリー響など入手困難なものでは、相場よりも相当高い金額に設定されているケースがしばしばみられます。
売れなくて当然、運がよければ売れるだろうという感覚かもしれません。
高すぎる値段でサントリー響を購入しないよう、価格ドットコムなどで販売相場の把握が必要です。
買取価格は弊社「サケウル」のようなショップが、お客様より買取る場合の金額で、相場や状態、量を総合的に判断して決まります。
定価と販売価格、買取価格に関係がまったくないわけではありませんが、それぞれ別ものだと考えてください。
サントリー響を定価で購入する4つの方法
ここからは、サントリー響を試してみたいけれど、販売価格が高すぎて手が出しづらいという方向けに、定価で購入する方法を紹介していきましょう。
ネットでの販売価格をチェックする
上でも見た通り、タイミングによってはネットショップで、響を定価に近い価格で購入できます。
BCは飲食店限定のボトルということもあり、探している方々の死角だったのかもしれませんし、同じNVのJHよりも定価が高く、割高感があるのかもしれません。
原稿を書いている時点ではBC限定ですが、ほかのボトルも定価に近い価格で販売されているかもしれません。
価格ドットコムなどで、まめに検索してみましょう。
大手小売店の抽選販売を利用する
大手スーパーやドラッグストア、百貨店、酒類量販店では、しばしばサントリー響の抽選販売をおこなっています。
店舗によっては銘柄が限定だったり、ほかのボトルとの抱き合わせだったりはしますが、定価で手に入れたい方には見逃せないでしょう。
必ず購入できるとは限らないところや、大手小売店の会員になる必要があるところが、少し難点ではありますが。
メーカーの抽選販売を利用する
サントリーも響の抽選販売をおこなっています。
2025年の春に企画されたのが、限定版「BLOSSOM HARMONY 2025」が対象のもので、応募チャンスは2回設けられていました。
随時募集している「響メンバーズクラブ」に加入すると事前に告知されるので、定価での購入を希望する方は、サントリーのHPから申し込んでおくとよいでしょう。
ふるさと納税を利用する
定価で購入するという趣旨からは離れますが、ふるさと納税の返礼品でサントリー響をねらう方法もあります。
サントリー山崎蒸留所が立地する大阪府島本町では、ふるさと納税の返礼品として響JHを用意しています。
寄付金額が3万5,000円と少し高額ですし、本数限定で必ずもらえるわけではありませんが、ぜひ検討してください。
サントリー響をどうしても手に入れたいなら
定価よりも高くてもよいので、サントリー響を入手したい方におすすめはインターネットの活用です。
- Webショップを利用する
- ネットオークションを利用する
- フリマアプリを利用する
Webショップの利用は、価格ドットコム経由がおすすめです。
安価で販売しているショップが見つけられることと、ある程度、信頼できるところが掲載されているのが理由です。
価格ドットコムの掲載には審査があり、明らかに怪しいショップは掲載されません。
安心してWebショップを利用するのにも、価格ドットコムは有効でしょう。
ネットオークションやフリマアプリを利用するメリットは、フェアな価格で購入できるところと貴重なボトルを入手できるところです。
とはいえ、怪しげな出品者が多いというデメリットもあるので、出品者の評判やプロフィールをチェックするのはお忘れなく。
おすすめは実店舗も構えている、業者の出品をねらうことです。
まとめ
サントリーのブレンデッドウイスキーの最高峰・響は人気が高く、定価での入手は難しくなっていますが、まったくできないわけではありません。
ボトルによってはインターネットで定価に近い販売価格のものを見つけられますし、大手量販店やサントリーの抽選販売を利用する方法もあります。
また、定価を上回ってもかまわないなら、Webショップやネットオークション、フリマアプリを利用するのもよいでしょう。
相次ぐ価格改正で、定価ですら次第に割高に感じられるようになってきたサントリー響、ぜひチャンスを見つけて楽しんでおきましょう。



